介護の現場で宗教者が活躍していると日本経済新聞のくらし面で紹介されておりました。
東日本大震災を機に養成が始まり、ケアの対象を被災者から終末期患者、要介護者へ広げているそうです。
だだ受け入れ体制にも課題があり、宗教者と切り離したいという違和感や、無償ボランティアの延長線にあると思っている運営者が多いと第一生命経済研究所の小谷みどり主任研究員は意識改革を呼び掛けております。
臨床宗教師は宗派を越えて、苦しみや悩みを抱える人に寄り添い、心のケアをする専門家。本当に少子高齢化社会において、孤立化している人が増加している中、そばに繋がっている人がいるだけで安らぐと言います。
人と人の間にあってこそ「人間」。
今、必要なのは傾聴できる家族のような存在。
人間関係の総決算と言われる「葬儀」の現場で切に思ってることを日本経済新聞で問題提起してくれました。