グレーに空と海が霞む本町の岸壁に来ました。
磯の香りがする中、
釣り人たちが、ビュンビュンと竿をしならせて糸を海に投げ入れてました。
一体何が釣れているのかしら?
釣糸の先に何が潜んでいるのか、
じっと海面を見つめる太公望たちの表情は凪ぎようでした。
なやみはつきねんだなあ
生きているんだもの
(みつを)
「孤独な人を慰めるためには自分が孤独を味わってみないとできません。孤独の苦しさを経験した人にして初めて、重みのある慰めの言葉をかけることができるのです」(渡辺和子先生「人間としてどう生きるか」)
最初から人間ひとりぼっち。だから「孤独」は特権であり、自分が成長する肥やしだと思います。
I restore mxself when I'm alone.
ともに
あゆめば
平安閣
ひかる
青森を元気に、明るく、素敵に
午前2時起床。
居間で矢沢永吉兄のベストCDを聴きながら朝活読書中。
代表作「100万回生きたねこ」で有名になった絵本作家・佐野洋子さんのエッセイ「死ぬ気まんまん」を読みました。ガンが転移し余命2年を宣告されながらも、煙草、外車、イケメンに心ときめかせる筆者の生きざまに感動を覚えました。私の大好きな詩人・谷川俊太郎さんとも結婚していたとは…。またつながリングしちゃいました。
私も死ねば「いい人だったね」と皆思ってくれるのだろうか。死んだらそれも自分にはわからないのだから、つまらない。
豪放でいて繊細であった佐野洋子から立ちのぼる「よるべなさ」の空気は、「引揚げ者」のそれだった(関川夏央氏書評)
私が死んでも、もやっている様な春の山はそのままむくむくと笑い続け、こぶしも桜も咲き続けると思うと無念である(「神も仏もありませぬ」)
それでもこの世は美しい…