緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

夕刻の道に響き渡ったお母さんの泣き声

2007年08月12日 | つれづれ
夜・・帰宅途中の出来事。道を歩いていて聞こえてきた声・・ 乳癌で治療を続けていらっしゃる様子。“お母さんは生きるか死ぬかっていう状態なのにお前達はどうして言うことを聞いてくれないのか” そんな趣旨の言葉が涙声で道中に響き渡っていました。聞いてはいけないととっさに、小走りになってしまいました。 お前達というのはお子さん達のことなのでしょう。どういう経緯かはまったくわかりませんでしたがこれは、子 . . . 本文を読む
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