緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

呼吸困難感(6)ベンゾジアゼピン

2008年03月07日 | 医療
ベンゾジアゼピン系の薬剤の十分量の投与は呼吸回数を減弱させてしまうため、呼吸に問題がある場合は避けることと考えられることが多いのですが、少量で呼吸筋のリラクゼーションや抗不安作用があるのではないかと推測されているように(科学的根拠には乏しいので、推測と書きました)効果があります。 体力の状況によって、少量を投与します。  一例として、アルプラゾラム (0.4mg) 1~1/2錠 眠前1回アルプラ . . . 本文を読む
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