緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

がん治療中の患者さんのWebを用いた苦痛症状の自己報告は生存期間を延長(JCO、JAMA)

2018年06月03日 | 医療
国内でも、がん診療連携拠点病院では、がん患者さんの苦痛の症状スクリーニングの実施にどうやって、時間と労力を配分するか、試行錯誤が続いています。今まで研究結果から、症状スクリーニングは臨床的な効果が乏しいと言われてきました。2016年のJCOからの報告。スローンケタリング単施設において766名の化学療法中の固形がん患者さんに対し、Web(スマホやPC)から12の症状について0-4の5ポイントについて . . . 本文を読む
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