緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

兄弟・姉妹を亡くした子供たちへのケアはとても大切・・

2022年04月17日 | 医療
30年近く前のアメリカ留学中に学び始めた緩和ケア。教会で出会ったアーバーホスピスのプレジデントに頼み込み、週1回のカンファレンスに参加することから始めました。ある日、小児がん在宅ケアの5歳の患者さんの症例でした。ケアの重要課題に、8歳位の姉のケアが上がっていました。患者さんの部屋とお姉さんの部屋の位置の説明、患者さんのケアの最中は、お姉さんに本を一緒に読む、絵を書くなどし、その絵が語る心理的な変化 . . . 本文を読む
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