e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

大和の売薬

2010年08月26日 | 我が家
富山の売薬”が有名であるが、“大和の売薬”も有名?



お袋の実家のある地域でも、農閑期には売薬を行っていたとのこと。



御袋の実家が家を直すとき、倉庫の中から出て来たのがこの版木。



私が記念に貰うことになった。



母方の祖父との思い出の品。



昔、祖父は薬の入った荷物を背負い、どんな地方を売り歩いていたのだろう?



雪深い地方へも行ったのだろうか?



今、ブログを読んで下さっているお家にも、お邪魔したのではないだろうか・・・



「写真;売薬の版木」



便所眠

2010年08月26日 | 趣味の園芸
これからは“忘年会”、“新年会”と飲む機会が多くなる季節。



飲み会に行くと、昔の友人を思い出してしまう。



その友人は飲みに行くと必ずその店のトイレの中で寝てしまうのだ。



それも“大”の方に入って、中から鍵をかけて寝てしまうのである。



一緒に行った我々は彼の居場所は分かっているのだが、他のお客さんにも悪いし、



帰ろうと思っても彼を起こしに入ることも出来ない・・・



それで彼についたニックネームは“便所眠(ベンジョミン)”。



たしかよく似た名前の木があったよなぁ~



二番目にうまい店

2010年08月26日 | グルメ
私がたまに行く店の看板には


“二番目にうまい店 ○○”と書いてある。


少し前、店の女将に

「この店の料理、美味しいと思うねんけど、何で二番目なん?」

と聞いてみた。


すると女将は

「それは一番美味しいのは、お客さんとこの 家の料理でしょう・・・」

と答えた。


「写真;パリの二ツ星レストラン」













師走

2010年08月26日 | e411y全般
昨年のe411y英・仏の思い出を16日間書き続けているうちに、12月になってしまった。


周りの景色も今日の空気も冬めいてきた。


奈良・大和路が最も美しい時期を去年の旅の思い出話 に使ってしまったのは、ある意味残念ではあったが、このブログ開始の目的がこの旅の記憶を残すことであったことから、書き終えて少しホット安心している。




去年の今日(12月1日)、私は無事に関西空港に戻ってきた。


e411yの解散式の後、職場に帰国の報告をし、

明日からの仕事内容を確認し、今日の分の休暇をいただき・・・


大きなスーツケースと土産を持ったまま寿司屋に向かった。


ふるさとの山が見えてきたときは懐かしかったなぁ~

「写真;ふるさとの神社」

















帰路

2010年08月26日 | e411y全般
去年の11月30日、私はパリの空港にいた。


いろんなことがあった、このe411yの旅を終えて帰国するための飛行機を待っていた。


飛行機に乗ればこの旅は終わる・・・


日常の世界が待っている・・・本当に複雑な心境だった。


もうこんな旅は人生において二度とないだろう・・・


これまでの自分を振り返るのに十分な時間と環境を与えてもらった。


そしてこの旅から学んだことからの課題も・・・


私の手には、読みかけの村上春樹“海辺のカフカ”の文庫本。


次男がこの旅の出発に貸してくれた本だ。


帰りの飛行機が日本に到着する間には、長い長い夜と時間がある。


どうせ眠れないのだから、ゆっくり読んでみようと考えていた。


「写真;パリ」


地下鉄

2010年08月26日 | e411y全般
ロンドンの地下鉄“チューブ”の名前の由来は、建設費を安く上げるために通常より狭い丸いトンネルを掘った。そのトンネルがちょうど、チューブの管のようだから、チューブと呼ばれるようになったらしい。そこを、トンネルいっぱいいっぱいの蒲鉾型の列車が走っていた。往復切符を自動改札機から抜き取らずに通過しようとして、自動改札機に胸から顔あたりをブロックされたのが印象的だった。日本とは改札機の開閉する部分の高 さや頑丈さが明らかに違っていたのである。


パリの“メトロ”では、停車間際にラッチを自分で外してまだ走っている電車から飛び降りるという時代があったらしい。私の乗車した車両には、まだドアにラッチの名残の形をしたスイッチがついていた。


昔、東北地方に冬鳥を見に行った時、列車から降りようとドアの前に立っていたのに、ドアが開かずに列車が出発してしまったことがあった。ドアはすべて自動で開くものではないのである。


 パリの自動改札機は切符を回収しないので、自動改札機のまわりは使用済みの切符のゴミでいっぱいになってしまっていた。もう少しなんとかならないものか・・・と思った。


夜のビッグベンや凱旋門を見に行った地下鉄利用の小旅行が懐かしい・・・


「写真;パリ・メトロのラッチ」


たより

2010年08月26日 | e411y全般
普段の家族旅行ではあまりすることは無いのだが、あの旅で私は何度か自宅に“無事のたより”をいれた。

ロンドンの地下鉄テロ未遂事件、フランスでの若者の暴動などのニュースで、家族がかなりの不安をもっていたからだ。


最初はロンドン無事到着を記念し、ホテル内の売店で絵葉書を購入し自宅と受験生の息子に送った。さらにホテル前にあった電話ボックスからも電話を掛けた。


ケンブリッジでも、ホテル近くの電話ボックスから自宅に掛けたのだが誰も出ず、家人の携帯電話にも掛からなかったので、伝言メモを入れておいた。


最後はパリの空港から・・・今から搭乗すると伝えた。


帰国後、家人が私の入れた伝言メモを消さずに大切にしていることが分かった。


今でも家人の携帯電話の中には、ケンブリッジからの私の声が残っているようだ。


「写真;マルセイユで見かけた大きな親指
      この指なら携帯のメールもいっぱい打てるのかも?」



















クリスマス

2010年08月26日 | e411y全般
あの旅ではクリスマスまであと一ケ月と近づいていた。


国によってクリスマスの習慣が異なるのだろうと想像していたのだが、“クリスマスプレゼント”の考え方も日本とは大きく違うようだ。


高額な玩具やゲーム機をプレゼントすることだけが、クリスマスではないのだろう・・・


我が家でも子どもたちが小さかった頃、いろいろ考えて贈ったよなぁ~

でもその子どもたちが最後に一言、


「サンタさんは良い人だ。あかの他人の僕たちにプレゼントくれるけど、家のお父さんとお母さんはクリスマスなのにプレゼントくれない。」だって・・・


クリスマスといえば教会か・・・


ケンブリッジのまあるい教会やマルセイユの丘の上の教会が懐かしいなぁ~

「写真;南仏アルルの町で見かけたクリスマスプレゼント用の人形?」


第二外国語

2010年08月26日 | フランス
フランスの高等学校では第二外国語も教えているらしい。



日本で今話題になっている未履修の問題とは、かなり学習姿勢や方針が違うようだ。



将来EU圏内で(母国を離れて)生活するという前提で語学を学んでいるとのこと。



私が第二外国語を習ったのは大学入学後、たしか・・・ドイツ語を選択した。



分離動詞ってのがあって、辞書を引くのが大変だったことぐらいしか覚えていない。



フランスの高校生の中には、“日本語”を第二外国語として選択し学習している者がいる。



彼らに関心のある日本文化はアニメのようだ・・・



特に「るろうに剣心」がお気に入りと云っていた。



日本のコミック本をたくさん読んでみたいという希望をもっていた。



目標や希望を持って学習するのは良いことだと思った。



「写真;フランスの高校生が読んでいたコミック本」


ご当地ソング

2010年08月26日 | e411y全般
全国から集まるような会合(宴会)があると、“ご当地ソング”が登場する。


e411yは近畿から集まった23名、もしカラオケあったらと事前練習。

そりゃ代表的な“ご当地ソング”のある府県はいいでしょう・・・

大阪、京都、神戸・・・・ええよなぁ~


奈良の歌は?考えても思い付かへんかったら、探して準備しとかんなあかん。


そう、備えあれば・・・やんか!


これで飲み屋に行く立派な理由も出来たし、一石二鳥とはこのことやろか?


でもあの旅で、カラオケのネオンサイン見たのはケンブリッジのパブだけやった。そのパブに入って飲んだけど“ご当地ソング”歌えるような状況とは違うたなぁ・・・


あの旅の期間の各地の状況は、


ロンドンでは地下鉄テロ未遂事件で犯人射殺の後やった、


マルセイユでは人前で見えるように財布からお金は出さないようにと言われてたし、


パリでは若者の暴動で毎晩車が燃えていたようやったし・・・


ほんまにケンブリッジは安心して歩けるええ町やったなぁ~。


「写真;丘の上の教会よりマルセイユ市街を望む」



























ユニテ・ダビタシオン”

2010年08月26日 | フランス
あの旅では、建築やデザインに無知な私が、マルセイユで大変貴重な建築物を見学したようである。


私のブログにアクセスしてくれる人の一番人気は、“ルイ・ヴィトン本店”、二番は“ユニテ・ダビタシオン”のようであり、私には解説なんて出来ないので、そこで見たものの写真をフォトアルバムに残しておきたいと思う。

あの日我々は、マルセイユ市内のホテルから“ユニテ・ダビタシオン”へバスで移動し、受付を済ませた後、最上階のル・コルビジェ幼稚園を見学、屋上にも出た。


さらにその後、幼稚園保護者宅を訪問し、ユニテ・ダビタシオン内のレストランで昼食、レストラン隣のホテルを見学した。


さあ・・・このフォトアルバム・・・興味ある人はいませんか?

ブログのフレーム左側にあるフォトアルバムの列から探して、クリック、

好みの写真があればさらにクリックして拡大して見て下さい。


「写真;ル・コルビジェの“ユニテ・ダビタシオン”」



















地球は丸い

2010年08月26日 | e411y全般
去年、我々は東経135度の日本から長時間飛行機に乗り、


東経も西経も0度の世界地図の中心にいた。


そして、ケンブリッジのとある施設で一枚の“世界地図”に出会った。


勿論?中心には大西洋・・・

日本で見る地図の太平洋とは違うんや~


しかも、南北も逆やで~! 新しい世界観やなぁ~!


そしたら日本は何処や?


いつもは右上やけど、この地図やったら逆やから・・・左下か?


やっと日本列島発見したのに


九州が上で北海道が下、何か妙な形・・・


いつも北が上って決まったもんやないし、地球は丸いんやし・・・


せやけど私、今何処にいるんやろ?


去年の今日は、ホテルで荷物をまとめて、ケンブリッジからバスでロンドンへ、


さらにロンドンから飛行機でフランス・マルセイユへと移動した日やった。


(マルセイユは暖かい所と信じて飛行機乗ったのに・・・)


「写真;ケンブリッジで出会った世界地図」

































開運なんでも鑑定団

2010年08月26日 | イギリス
その“お宝の品”は今、自宅の机の横にある書棚に置いてある。


仕事をしていても目がそこに行くと、妙な懐かしさ?が湧きあがってきてしまう。


その“お宝の品”に出会った場所は、ケンブリッジのマーケットだった。そのマーケットは町の中央にあり野菜や花、駄菓子、アクセサリー、クラフト、衣類等の露店が並んでいた。その沢山並んだ露店の中にガラクタのような骨董品を売っている1軒の店を発見した。店に入って品物を見ていると古そうな真鍮でできた昆虫に出会った。(何故かその昆虫を蝉だと思いこんでしまった。)私はそれをとても気に入って購入した。


ホテルに戻って、嬉しくて同室のメンバーにその蝉を見せると、“変わったハエですねぇ。一体これは何に使うものですか?”と聞いてきた。そのとき初めてこれが蝉でないことに気付いたのだ。


その日以降、私はホテルの相部屋の相手が変わる度にその“ケンブリッジの蝉”を見せ、何に見えるのかを肴にしながら酒を飲み、マルセイユ、パリへと旅を続けたのだった。

さあ、このお宝の値段は・・・・


「写真;ケンブリッジの蝉?」


11月のカレンダー

2010年08月26日 | e411y全般
11月のケンブリッジのカレンダーは“雪のトリニティ・カレッジ”。


映画「炎のランナー」では、このトリニティ・カレッジの中庭が映画舞台のモデルとなり、ここで撮影もされたのだという。

1919年、ケンブリッジ大学のキーズ・カレッジの新入生、ハロルド・モーリス・エイブラハム(ベン・クロス)が【カレッジ・ダッシュ】に挑戦した。
※【カレッジ・ダッシュ】とは、カレッジの中庭一周200メートルを時計が12時を合図にスタートし、12の鐘が打ち終わる前に走りきるというもので、過去700年、成功者は無いと言われている。


私は去年の旅から帰国したら、その映画をレンタルビデオ店で探して見ようと思っていたのだがまだ見ていない。


あの旅で購入した5種類のカレンダーも、


この11月が終わればあとひと月分が残るのみ。

お土産で美しくて嵩張らず、毎日眺められて、そして一年間楽しめる・・・


今年は“トリニティ・カレッジ”の正面の門の横にあった


ニュートンの林檎の木に果実は実ったのだろうか?


あれから1年・・・ケンブリッジが懐かしい! 


大学の建物群もケム川のパントもあの寒さも・・・


「写真;ケンブリッジ」


再利用

2010年08月26日 | イギリス
ケンブリッジで昼食を食べようとレストランに入ったら、


テーブルの脚に目がいった。


昔、家に足で漕ぐミシンってありましたよね。


まさかそのミシンの台が、こんな形で“再利用”されているなんて・・・


このテーブルだけ特別?って思って、店内を見回すと、


結構広い店内にあるテーブルすべてがミシンの脚だった。


日本でこれだけのミシンを集めることが出来るのだろうか?と思うくらいの数。


昔、母親がミシンがけをしていたときの後姿と音が思い出された。


今の時代、日本では子どもが学校で使用する雑巾も


市販のものを購入する家庭が増えているとのこと。


母の姿は何処へ・・・


さすがイギリス・・・伝統の国ですよねぇ~


「写真;レストランのテーブルの脚」