EBI印 近隣探索日記

休みの度に、近場をウロウロしては写真をパチリ。
徒然に撮った写真をUPしつつ、ゆるゆる更新します。

多賀城跡で嬉しいこと。

2020年11月24日 19時09分13秒 | 城巡り
多賀城市のシンボル多賀城。
古代の城柵。

遺構はずいぶんと残っているのだが、如何せんシンボルとなる建築物は当然残ってはいない。

しかし、南門の復元工事が進むと、印象も随分と変わるだろう・





工事用の仮囲いの中では工事が進む



楽しみだな~

栗原市 猿飛来館

2020年08月18日 18時32分44秒 | 城巡り
私が、大好きな地名「猿飛来」
「さっぴらい」と読む。

最初に聞いた時は、猿が飛んで来る?って思った。

せっかく栗原市に行ったんだから再訪。

すると、標柱発見。
猿飛来館跡

標柱にも、なんにも情報がない・・・・・・


そんな時の味方
「仙台領内古城・館」(石巻高校教諭 柴桃正隆氏が1972年から1974年出版・現絶版)


しかし、情報は少ない。
星雲寺墓地より東に200米入った雑木林の山
高さ30米・直径120米、山頂に若干の平場があるが、土壇・壕などの遺構は何もなく少々疑わしいとある。
「仙台領古城書上」(江戸時代に幕府に提出された文献)によると、東西二十八間・南北十三間
城主は駿河次郎とある・・・・・・以上。


ネットには情報は無く、古い本を調べるしかないんだな~。
ま~こんなことを調べるのも楽しい時間なんだけどね。

仙台領内古城館は、津波でコピーしてあったものが、濡れてしまい、その後に回収して、一枚一枚アイロンをかけた。
本当なら原本が欲しいところなんだけど、すでに絶版で、一冊数万円×四巻。
なので、地道にコピーしました。
県内のほとんどの図書館で、持ち出し、貸出禁止。
10ページから20ページづつ、地道にあちこちの図書館回りました。

たしか、合わせて千ページ以上あったはず。
しかも、著作権の関係で、本の半分を超えるコピーは出来ないので、少しづつ少しづつ。


白石城址

2020年08月12日 19時51分56秒 | 城巡り
猛暑の白石。

白石観光といえば白石城址。
伊達政宗家臣、片倉小十郎の居城。
日本各地で、一国一城令とはいえ、認められた支城が結構ありそうだ。

仙台藩も、仙台城と白石城が認められ、重臣片倉家が関東から仙台までの交通の要所白石を任された。

仙台藩には、その他、城に準ずる12か所の要害が存在する。

元は三重の大櫓と呼ばれる天守と、二重の隅櫓が二基あった。

現在は、大櫓と大手門の復元がされている。







江戸期の城郭に見られる、塔型の櫓で、本丸側はスッキリとした外観だが、外側には石落としがあり、シンプルな外観にアクセントになっている。









本丸の御殿跡には、片倉小十郎景綱の碑が建っている。

各地で進む、城郭建築の復元だが、白石城大櫓の復元は、木造での復元の先駆だった。
今後、宮城でも仙台城の、建造物復元があるといいんだけどな~。

仙台城址 本丸跡

2020年07月28日 21時33分41秒 | 城巡り
宮城県護国神社が鎮座する本丸跡。
久しぶりだな~。

本丸御殿の敷石が並び,往時を偲ぶ・・・・・・

賛否あるだろうが、偲ぶじゃなくて、シンボルになる建築物の一つもあればいいのに。

日本中、城跡の復元が進んでるのに逆行。
旅行で城跡を巡っていると、史実的な建築物は嬉しが、勢いで無かったものを造るのもご愛敬。
管理している自治体の考え次第なのだが、金沢や熊本など、いい見本があるのに。


本丸からの眺めは、とても良い。






本丸には、色々と展示物がある

石垣の復元

本丸御殿のミニチュア。



色々頑張っている。

伊達武将隊も




お土産屋さんで

城跡の御朱印(のようなもの)が増えたな~。
私は大歓迎。


登米市 保呂羽館址

2020年04月21日 19時24分25秒 | 城巡り
登米の市街地から、登米神社の横を抜けると、保呂羽館跡の標柱。

主郭と思われる場所に上がっていくと、

程よく咲く桜が綺麗だ。



このご時世とは関係なく、館跡には人がいないんだよな~。

鎌倉期に築城され、奥州総奉行として下向してきた、葛西氏が拠点としていた。
南北朝期に二派に分かれた葛西氏は、石巻と登米を拠点としたようだ。

市街地に降りてくると

観光地なのに人がいない・・・・・・・