友人に誘われて松任谷由実のコンサートに久々に足を運んだ。
知らない曲が結構あった(ニューアルバムの曲を知らないのです)。
「TRANSIT=トランジット」というタイトルからも分かるように、テーマは旅だ。
何の前情報もなくコンサートに臨んだが、
これは、心の旅、時間の旅なんだなと、すぐに感じられるような構成だった。
考えてみれば今回のコンサート構成のメインとなる新しいアルバムは
「そしてもう一度夢見るだろう」だ。
このアルバムタイトルこそがまさに、<心のトランジット>ということを
意味しているではないか。
このブログを書きながら気づいた。
過去に見た夢が甦り、ふと立ち止まる。
けれど、引き返すこと無く再び目的地に向かう。
そのふと立ち止まる瞬間こそ人生のトランジット。
添乗員は言う、
「お乗り継ぎの方は、間違って、
ここで降機するお客様と一緒の出口から
出ないようにして下さい。」
ユーミンの歌の登場人物は、
ここで決して間違いを犯さない。
アンプラグドで演奏された「幸せになるために」は
「いちご白書をもう一度」のカップル(「いちご白書」のカップルだっけ?)の
その後を歌ったといっていたが、
この二人も再会した後、やはりそれぞれの道に戻って行くのだった。
アンコール前のラスト曲は「水の影」。
この曲の最後のフレーズは
「よどみない浮き世の流れ、飛び込めぬ弱さ責めつつ
けれど傷つく、心を持ち続けたい」
飛び込むより、傷つく心を選ぶ彼女。
弱さを責めているけど、本当に弱いのか・・。
飛び込めぬ弱さと飛び込まぬ強さは表裏一体。
その間の揺らぎがユーミンの魅力なのかなあと、
無理矢理結論づけてみる。
最初書こうと思ってたこととはずいぶん違う方向になってしまった。
最初、ツアータイトルがTRANSITと聞いたとき浮かんだイメージは、
「時のないホテル」のアルバムジャケット。
70年代のヨーロッパ映画みたいな列車の旅に始まって、
ガラス張りのフューチャリスティックな空港でのトランジット。
ガラスの外の景色は「WIND AND WINTERS」の雪をかぶった針葉樹林だ。
でも、そんな話を書いてたら寝れなくなるので、またあらためて。
知らない曲が結構あった(ニューアルバムの曲を知らないのです)。
「TRANSIT=トランジット」というタイトルからも分かるように、テーマは旅だ。
何の前情報もなくコンサートに臨んだが、
これは、心の旅、時間の旅なんだなと、すぐに感じられるような構成だった。
考えてみれば今回のコンサート構成のメインとなる新しいアルバムは
「そしてもう一度夢見るだろう」だ。
このアルバムタイトルこそがまさに、<心のトランジット>ということを
意味しているではないか。
このブログを書きながら気づいた。
過去に見た夢が甦り、ふと立ち止まる。
けれど、引き返すこと無く再び目的地に向かう。
そのふと立ち止まる瞬間こそ人生のトランジット。
添乗員は言う、
「お乗り継ぎの方は、間違って、
ここで降機するお客様と一緒の出口から
出ないようにして下さい。」
ユーミンの歌の登場人物は、
ここで決して間違いを犯さない。
アンプラグドで演奏された「幸せになるために」は
「いちご白書をもう一度」のカップル(「いちご白書」のカップルだっけ?)の
その後を歌ったといっていたが、
この二人も再会した後、やはりそれぞれの道に戻って行くのだった。
アンコール前のラスト曲は「水の影」。
この曲の最後のフレーズは
「よどみない浮き世の流れ、飛び込めぬ弱さ責めつつ
けれど傷つく、心を持ち続けたい」
飛び込むより、傷つく心を選ぶ彼女。
弱さを責めているけど、本当に弱いのか・・。
飛び込めぬ弱さと飛び込まぬ強さは表裏一体。
その間の揺らぎがユーミンの魅力なのかなあと、
無理矢理結論づけてみる。
最初書こうと思ってたこととはずいぶん違う方向になってしまった。
最初、ツアータイトルがTRANSITと聞いたとき浮かんだイメージは、
「時のないホテル」のアルバムジャケット。
70年代のヨーロッパ映画みたいな列車の旅に始まって、
ガラス張りのフューチャリスティックな空港でのトランジット。
ガラスの外の景色は「WIND AND WINTERS」の雪をかぶった針葉樹林だ。
でも、そんな話を書いてたら寝れなくなるので、またあらためて。