さて、前回では絶景と言いながらも写真は登場していませんでしたね。
プロローグをお伝えしましたが、今日は日中の様子をお伝えします。
とりあえず「道の駅 どうし」で夜を明かした私たち。朝7時前には自然に目が覚め、車から降りて周りを確かめる。
「道の駅 どうし」から中山湖方面を見る。
川の音の正体、道志川です。中央左が道の駅の駅舎です。
川では釣りを楽しむ人、ここで寝泊まりした人が自由に散策。右側には豆腐の専門店もありました。豆乳ドーナッツが有名なようです。
道志村案内図。村営温泉もありましたが、早朝のため情報収集が出来ず今回はあきらめる。
道の駅 駅舎。営業前なので人影は無し。ライダーの一人は、寝袋で爆睡中でした。
トイレ付、無料駐車場有りの道の駅 マナーを守って有効に使いましょう。
道の駅を出発し、山中湖に向かう途中 富士山が迎えてくれた。
頂上付近は、ほぼ雲が無い完璧な状態。思わず「富士山~」 と、叫んでしまいました。国道413号 道志みちからの眺めです。
山中湖 風も無くおだやかな湖畔。湖のボートって、なんで白鳥が多いんでしょうね。水にさわってみたら・・・ 冷たい~。
ここ、山中湖周辺にも無料駐車場はありました。本来は、ここで仮眠する予定でしたが場所を探す時間がもったいない。
トイレもありましたよ。水洗トイレで、なんと公衆トイレながらも便座はヒーター付きで、数か所ありました。
こちらは、本物の白鳥で住みついているようです。「ノラ白鳥?」ほかにはいませんでしたが、広い湖内にはどこかにいるんでしょうね。
湖畔の道を散策していると、山側に抜ける道を見つけそこを歩くと「山中小」の看板が・・・ 「山中小(やまなかしょう)」名前がいいんじゃないですか?
山の中の小学校・・・
富士山麓で、小学校ならきっと富士山がよく見える場所に違いない
そう確信した私達は、小学校に進む あっ 入り口の角はお肉屋さんです。
校庭が見え、よしっ そこへ 「どっから来たの?」と声をかけられる。入り口そばのう~んん 何屋だろう・・・
元電器屋さん?らしき所の初老の男性が話しかけてきた。
「千葉から来ました。富士山がよく見える場所はないですか?」
「あー それならこっちが一番いい景色だよ」
案内されたのは、小学校の校庭 やっぱり、そうか。学校から見える景色は間違いないと直感した私の考えは正しかった。
上の写真が、その景色。富士桜と富士山 桜は満開でした。
その後、おじさんはあれこれ説明してくれて、溶岩がどこまで流れたか、地盤の構造はどうだったか、などなど、とても詳しく講義。
千葉から来たと告げると、妹が千葉にいるとかあ~たらこ~たらいろんな話をしてくれます。校庭の砂に地図を書いてくれたりと。
人懐こいのはいいけど、いつ話が終わるのか・・・ 遠ざかりながらも話し続ける。
サイクリングの人がやって来る 次のターゲットは決まったようだ。お話し好きのおじさんにお礼を言いながら、来た道を戻る。
趣のある校門 背後には富士山。
さて、湖畔に戻り山中湖での絶景ポイントへ向かう。
5月1日 朝9時 山中湖の長池親水公園から見た富士山をご覧ください。
こんな近くで見る富士山は初めて。晴れ男の私に幸運の女神はほほ笑んだ。写真を撮りながら、しばしこの景色にうっとり。
全国にいろんな○○富士は存在するけど、本物はやっぱり違う。
今日はここまで。次回は5月1日の後編です。
番外 町で見つけた物シリーズ 山梨編。先の山中小学校の校庭にあったもの。
消火栓です。首都圏では見かけることが難しい姿。
なんで?首都圏では積雪が50cm以上積もることが無い為、マンホール型が主流ですが、
降雪地帯では雪に埋もれるため残っているようです。下を見るとかさ上げしているのが分かりますね。