江戸の妖怪、怪奇、怪談、奇談

江戸時代を中心とした、面白い話を、探して、紹介します。

本草記聞でのカッパの記述 

2020-01-01 11:39:38 | カッパ
本草記聞でのカッパの記述 
                2020.1.1
形は猿のようであり、眼は丸く、鼻は長く出ている。
頭が赤いのもある。頭頂に、ハマグリのカラのような皿がある。
これに水をたたえれば、力を増すとの俗説がある。
全身の色は淡黒く、少し青黄を帯びている。
腹及び背には、甲羅がある。
手足を縮めて甲羅のなかに隠す事が出き、亀の様である。
手足を伸ばせば人の形の様である。
手足に皆五つの指がある。
また、水かきもある。
全身にはなはだ生臭い臭いがある。

以上、「本草記聞」小野蘭山(1729-1810年)著 より



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