笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

がん患者さんと分かち合いー渋沢栄一記念王子がん哲学外来

2017-03-26 20:16:15 | 日記
今日は北区王子で渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェの日。少人数ながら患者さんご本人、ご遺族、訪問看護師さんと様々な立場から普段から医療のことで起きている疑問点などを分かち合いました。医師の対応など思っていることをざっくばらんに話し合いました。お互いを理解してそれぞれの立場を尊重して気軽に話しやすい雰囲気を創るのも大切です。毎月1回、第4日曜日の午後に行っています。
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薬害エイズ裁判和解21周年記念集会に参加してーまだまだ課題はあります

2017-03-25 19:57:16 | 日記
今日は薬害エイズ訴訟原告団・弁護団が主催する薬害エイズ裁判和解21周年記念集会に参加してきました。毎年、集会では亡くなられた被害者を追悼して黙とうと献花をしますが、昨年も4名の方が亡くなられたとのことです。和解当時は感染した半数者被害者が亡くなられていきましたが、その後、裁判和解により医療体制の整備や医療技術の進歩により生き続けられることが出来てきましたが、まだまだ医療機関の中で診療拒否があり、また、肝炎などの重複感染と高齢化による治療の難しさもあり、課題はまだまだあります。被害当事者、遺族の方が二度とこのような悲惨な薬害を起こしてほしくないと薬害再発防止のための第三者監視組織の設立に向けた動きもまだまだです。21年の歳月が薬害エイズを風化していく現状もあります。薬害を起こさないためには、薬害エイズを風化させず、薬害被害者と共に生の声を社会に伝え、国民一人ひとりの薬害問題に対する意識を高めていかなければなりません。これからも薬害被害者と共に活動を続けていかなければと感じた集会でした。
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対話と愛に基づく行動ー教皇フランシスコ

2017-03-24 21:21:17 | 日記
「人間の意識面における真の成長は、対話と愛に基づく行動でしか得られないものです。対話と愛には他者の存在や多様な考え方を認めることも含まれます。そうして初めて共同体としての価値観が定まってくるもの。自分の見方や尺度を振りかざし、従わせるわけにはいきません。相手の尊厳を奪うものではなく、他者を他者として認めたうえで対話する。多様性がみんなを豊かにするのだという意識でものごとを進めていく。そうでなければ、単なる自己陶酔、帝国主義、愚行で終わってしまいます」(「教皇フランシスコとの対話」より)

今の日本でも多くの人が、自分の見方や尺度を振りかざし、従わせようとしているのではないでしょうか。対話と愛に基づく行動とは、自分の生活から見直していかなければなりません。
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腹を割って話す勝海舟

2017-03-23 21:03:17 | 日記
「『敵に味方あり味方に敵あり』といつて、互に腹を知りあつた日には、敵味方の区別はないので、いはゆる肝胆相照らすとはつまりこのことだ」(勝海舟「氷川清話」より)

今の世の中は、慌ただしく常に競争社会で、物事も機械的に進み、じっくりと腹を割って話し合うことが無くなっているように感じます。敵であろうと勝海舟は、単身乗り込んで腹を割って話をしました。争うことをせず、どうすれば平和的に解決できるのか常に考えて行動していました。勝海舟を想いながら行動していきましょう。
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足尾鉱毒事件は終わっていないー現代の原発・公害・薬害問題の源流

2017-03-21 19:53:31 | 日記
足尾鉱毒事件は過去と事件で問題は解決したのでしょうか。いえ、そうではありません。渡良瀬川流域の荒廃した土地、谷中村廃村による避難民、様々な問題が続いています。これは、明治維新から文明開化により西欧技術の導入により生産第一主義の名のもとに官民が一体となって推し進め、その被害にあった被害民の生の声が聞き入れられなかった構造的な問題を現代まで引きずってきているのです。足尾鉱毒事件により被害が甚大になり明治政府も被害調査に動いたとき、問題の原因となっている足尾鉱山の操業停止には至らず、汚染された渡良瀬川の治水事業に変えて谷中村を廃村に追い込みます。国策事業であった鉱山事業は政府と企業との癒着問題も指摘されました。問題の本質に迫らず、対処方法で問題の本質をそらすところは昔も今も変わっていません。この構造は、その後に起きる公害問題、薬害問題にも及んでいます。今こそ田中正造に学び、活かしていく機会であると感じています。
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