参院選の大敗を受け菅首相の進路は厳しいものになったが気がかりな点をいくつか挙げてみたい。
先ず第一にマニフェストの見直しである。
党内部には「先ごろのマニフェストは国民に信任されておりその実施こそ党最大の使命」との考えもあるようだがあれだけの惨敗を喫した今はもうそのロジックは通用しない。
自民党が主張しているような白紙撤回とまではいわないが相当修正しない限り早晩身動きが取れなくなるだろう。
また連立の枠組みも喫緊の検討課題になってきている。
昨日首相は国民新党代表と会談し今後の協力関係を確認したとのことだが選挙前とは状況が様変わりしており数合わせの上では何の足しにもならない。
といっていきなり自民、みんな、公明などとの連携も???であろう。
ここは一先ずパーシャル連合が最有力と思われるがそのためにもマニフェストの見直しが肝要である。
もう一つ気になるのは普天間移設問題である。
8月末が辺野古案の工法決定リミットと理解しているが住民説得や地元の負担軽減策などはどこまで進んでいるのだろうか。
法律論だけで強行するとすればその後行われる総選挙の結果は「推して知るべし」である。
菅首相のノー天気とはいわないまでもあまりにも平然とした言動と所作がどうも気になるのだが米国と沖縄双方を納得させられる妙案があるのだろうか・・・。
党内外の参院選敗戦責任論にもかかわらず世論の菅首相続投支持が高いのも政治空白の発生回避に対する切なる願いがあるからである。
菅首相には徒に時間を浪費することなく各課題をクリアしていただくことを心から願っている。
先ず第一にマニフェストの見直しである。
党内部には「先ごろのマニフェストは国民に信任されておりその実施こそ党最大の使命」との考えもあるようだがあれだけの惨敗を喫した今はもうそのロジックは通用しない。
自民党が主張しているような白紙撤回とまではいわないが相当修正しない限り早晩身動きが取れなくなるだろう。
また連立の枠組みも喫緊の検討課題になってきている。
昨日首相は国民新党代表と会談し今後の協力関係を確認したとのことだが選挙前とは状況が様変わりしており数合わせの上では何の足しにもならない。
といっていきなり自民、みんな、公明などとの連携も???であろう。
ここは一先ずパーシャル連合が最有力と思われるがそのためにもマニフェストの見直しが肝要である。
もう一つ気になるのは普天間移設問題である。
8月末が辺野古案の工法決定リミットと理解しているが住民説得や地元の負担軽減策などはどこまで進んでいるのだろうか。
法律論だけで強行するとすればその後行われる総選挙の結果は「推して知るべし」である。
菅首相のノー天気とはいわないまでもあまりにも平然とした言動と所作がどうも気になるのだが米国と沖縄双方を納得させられる妙案があるのだろうか・・・。
党内外の参院選敗戦責任論にもかかわらず世論の菅首相続投支持が高いのも政治空白の発生回避に対する切なる願いがあるからである。
菅首相には徒に時間を浪費することなく各課題をクリアしていただくことを心から願っている。