グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

二大政党制って夢?

2017年10月01日 | 日記
今回の総選挙は自民党vs.希望の党の一騎打ちだという。
どうやらさしもの安倍一強体制も終焉を迎えたようである。
驕れるもの久しからず、政権の行方はともかくとして今までのような横暴な政権運営は難しくなるはずだ。
それはそうとして昨日のTV放送で希望の党と自民党の関係者双方が参加する番組を視聴していて思わず笑ってしまった。
希望の党の公認権を得る条件として同党幹部は①安保法制白紙撤回を求めない②憲法観が一致すること、の2つを挙げていたのだが自民党出席者がそれこそ我々の主張そのもの、とやり返したからである。
言ってみれば今回の政権選択選挙は保守vs.保守の選択であってマクロ的に見れば何ら選択になっていないのである。
これは国民が希求する二大政党制とは言い難い。
何か巨大保守勢力の中の権力争いのように見えてくるのである。
国民そっちのけの構図は何とかならないか。
政界を再シャッフルできる人材はいないのか、それとも所詮日本には二大政党制など生まれないのか・・・、何やら時間ばかりが過ぎていくようだ。