グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

EC市場はどこまで伸びるか

2019年05月18日 | 日記
経産省が2018年の日本のEC(電子商取引)市場が前年比8.9%増の約18兆円になったと発表した。
家計消費がパッとしない中にあってECだけは順調に実績を伸ばしているようだ。
EC全体の伸長はある程度想定済みだが驚くのはその中でスマホ経由が増えていることだ。
買い物と言えば画面の大きいパソコンの方が便利なように思うがSNSとの親和性や自宅以外からの利用が多いからか、当節スマホからの注文が当たり前のようだ。
昨今はパソコンの出荷台数が伸び悩んでいるように聞くがむべなるかな、・・・だ。
さて次なる関心はEC市場が今後どこまで伸びるか、だろう。
消費者市場全体に対するECの構成比は物財だけで見ると6.2%と推定されているようだからまだまだポテンシャルはあるのではないか。
ネットで商取引が完結する非物財つまり予約などの各種サービス財や動画コンテンツなどの情報財についてはECの構成比が限りなく100%に近づいていくに違いない。
ただECは国境を難なく超えるので国内分だけの実績推定はだんだん捕捉しにくくなるのかもしれないねぇ・・・。