グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

公明党の衆院広島3区候補者擁立に思う

2020年11月20日 | 政治
公明党が次期衆院選広島3区の候補者として斎藤副代表の擁立を決めた。
この時期に、しかも曰く因縁の広島3区に早々と公明党が候補者を決定し公表したことについて先ずは驚いた。
ここは元々自民党岸田派の牙城なのだが例の河井夫妻の暴走のあおりを受け自派のベテラン議員を落選させてしまっていた。
普通に考えれば今度の衆院選では岸田派候補者が復活するんだろうなぁ、と思っていた。
ところが、ところが、連立を組むパートナーの公明党がいきなり名乗りを挙げてきた。
自民党の執行部に「仁義は切ってあるのか」といささか気になったが昨日公明党代表が首相とさしで会食をしていたようだから話は通っているのだろう。
割を食ったのは岸田派である。
結局党執行部は党内派閥よりも連立相手の公明党を取ったのである。
自民党として候補者擁立を断念したと言えば反省の意を表したことにもなる。
もう水面下で衆院選の準備が進んでいるようだ。