グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相の「国民の命と生活を守ることが最大の使命」フレーズに思う

2020年11月24日 | 政治
最近何かにつけ首相の「国民の命と生活を守ることが最大の使命」というフレーズを耳にすることが多い。
たしかに政治の究極の目的を見事に言い表した言葉ではある。
ただあまりに連発され、さらに具体的な内容が後に続かない場合はついついウンザリ失望してしまう。
コロナ対策を尋ねられて冒頭の枕詞はもう要らない。
望まれていることは「何時までに何をやるのか」なのである。
GoToキャンペーンの見直しについても一部で都道府県サイドと謙虚な(笑)譲り合いがみられるが国家予算を充当する訳だから首相と国は知事らの意見を聞きつつも思い切った決断と実行力を発揮してほしい。
それに国民に対する適時的確な情報提供も重要だ。
頻繁に対話集会を行うなどはできないかもしれないがその代わりに記者会見という機会がある。
何時だったか、官邸で記者からの質問を振り切って足早に立ち去るシーンが見られたが本当に残念だった。
本当に「国民の命と生命を守る気がある」のだろうか、と思ったものだった。

前首相秘書らに対する東京地検聴取に思う

2020年11月24日 | 政治
東京地検が安倍前首相の公設秘書らに任意事情聴取を行っていたことが明らかになった。
いつ聴取を行ったかは定かではないがその日時についてはいささか気になる・・・。(笑)
例の「桜を見る会」前夜パーティの費用処理についてはある種の不自然さが拭いきれなかった。
首相は「パーティ参加者と会場であるホテル側との直取引であって事務所は全く収支には関わっていない。」と説明していたがその割に領収書の類は1枚すら出てこない。
さらには実際には費用の一部を事務所側が負担する旨の経理書類をホテル側が作っていた。
これではもはや言い逃れできる状況ではない。
前首相にとっては数年間で800万円に上る有権者への利益供与よりも平然とウソをついていた事実が大きなダメージなるのではないか。
うっかりしていた、‥なんてものではないからねぇ。
ふと韓国での大統領経験者が次々と投獄されているシーンがフラッシュバックしてきた。
須く法の前で万人は平等であるべきだ。