今日たまたま「人口減少社会と自治体」と題するシンポジウムを聴講する機会を得た。
シンポジウムには我が神奈川県内の2市長、1町長経験者が講演者やパネリストとして登壇、人口減少対策として自説を披露されていたが3氏とも首相の掲げるアベノミクス第2ステージの施策(というよりも単なる目標なのだが)をまるで信用していないことに驚いた。
中には「何を今さら」と発言冷ややかな登壇者もいていささか気になった。
政府は「新・第3の矢」で出生率1.8という目標を打ち出しのだが肝心の自治体は反応がこれでは目標達成は覚束ない。
言うまでもなく少子化対策は政府だけで実行できるものではないのだ。
政府はこれから施策の細部を詰めるというが自治体とのタッグが何より重要だろう。
出生率1.8という目標はとてつもない高い目標だと思うが政府・自治体にいかほどの覚悟があるのだろうか。