17日付けのこのブログで大相撲審判委員の縁の下の活躍ぶりを記したところだが昨日の取り組みでも感心したシーンがあった。
優勝街道をひた走る大関照ノ富士と平幕妙義龍との一番だ。
土俵上で照ノ富士が妙義龍をねじ伏せ軍配は照ノ富士に上がった。
とその時、審判委員から物言いがあったのか、・・・5人の審判委員が立ち上がった。
テレビ中継を視ていた筆者はその時に何がどうなったのか、全く状況が分からなかった。
しばらくして(照ノ富士が妙義龍をねじ伏せた際)彼の右手が妙義龍の髷にかかっていたことが判明した。
結果は審判委員の物言いが採用され照ノ富士は反則負け、行司は差し違え、という裁可が下った。
角度から見てあの反則行為は5人の審判委員のうち1人しか確認できなかったはずだがビデオに頼らずよく正しい判断が出来たものだ。
一瞬の動きも見逃さない審判委員の活躍にあらためて「あっぱれ」だ。