たしか東京五輪の開催予定日は7月23日では・・・? とすれば今日でついに開催まであと2か月を切ったという訳だ。
それにしてはコロナウィルス新規感染者数は目立った減少が見られないので世論も一部アスリートも本当に開催していいのか、疑念が高まっている。
現場の医療を与る病院関係者は従来以上にラジカルな姿勢を強めている。
どこかの病院の窓に掲げられた「オリンピックはむり」の張り紙は衝撃的でもある。
さらに政府のコロナ対策について諮問を受ける立場の分科会も徐々に厳しい意見をぶつけるようになった。
どうも日本も東京五輪を巡って分断が進んでいるようだ。
トランプ治世の米国で「分断」がよく喧伝されたがまさに日本でもこんなに顕著な分断現象が現出するなど思いもしなかった。
やっぱり首相の国民に対する説明が少ないのだろう。
関係機関、関係者は具体的にどんな大会にするのか、例えば競技種目は絞るのか、参加国はどれくらいになるのか、参加人数は国別にいかほどになるのか、・・・そろそろミクロの数字を提示して医療体制を含めすべての対応方策を具申していく時期に来ている。
いつまでに・・・? もう遅すぎるくらいのものだ。