グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

イカ釣り漁船の一斉休業に思う

2013年04月24日 | 日記
イカ漁業関係団体が高騰する燃費に対する政府の支援を求めて一斉休業を行っているとのことだ。
製鉄など一部の業界ではユーザーへの価格転嫁を図っているようだが取引価格は売買双方の力関係に依存する。
イカの場合は市場でのセリや大手外食が相手となればそれもままならないということかもしれない。
急激な円安が輸入財、輸出財の取引価格の影響を与えることは自明の理であるが輸入財の場合はそのまま事業者の痛み(一部は消費者への価格転嫁になるかもしれないが)につながり輸出財の場合は事業者の内部留保(一部は従業者への賃上げ原資となるのだが)ということになれば政府に何らかの対策を求める今回のような動きは当然かもしれない。
結局アベノミクスの最終ゴールは輸入財に何らかの形で依存する業種や大半の消費者までがそこそこの豊かさを実感できるようになることだろう。
富の分配など政権に残された課題はまだ残されていると思う。


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