私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






この二学期は一学期以上に宿題が増えることが
予想されます。


授業の遅れを取り戻すという意味合いもあるかと
思いますが、それ以上に、一学期に出した量を、
多くの方がやってきた、そして、そのことで、
学力を保つことが出来たと判断されれば、
この二学期も継続して、さらには追加して
修学の遅れに対応していくと思われます。


特に私立校・中高一貫校の場合、元々、
宿題が多く、量もさることながら、
その種類、単に問題集やプリントを
配布するだけでなく、レポートなどで、
調査し、自分の考えをまとめてくるなど、
大人でも苦手とするものを、多種多様に
求められてきています。


かつては、といっても、親御さんの世代くらい
遡った話ですが、こういった平常点は、推薦受験や
特待制度を狙う方が、『加点』として、
稼ぐものという認識が強かったと思われます。


ですが、今や、これらの宿題は、
『やってくるのが当たり前』
『出来ることが望ましい』ということで、
やらない、出来ないことに対して、
『減点』方式になってきています。


そんな宿題の一つや二つ、忙しければ、
出来なければ、やれなくても構わない程度に
考えられているかもしれませんが、
情報化、記録化によって、きちんと
管理されるようになってきている現状においては、
その一つや二つが、問題にされてしまうように
なってきています。


数年前くらいであれば、勉強が出来ない、
テストで点数が取れないのであれば、
こうした『加点』方式でもらえる平常点、
あるいは、『減点』対象となりうる平常点に
関してだけは、絶対に落とさないようにと
助言するだけで、『成績』を“普通”に
戻すことが出来ていました。


学校・先生側も、テストは時の運とまでは言いませんが、
その時の、『ソレ』だけで、審査・評価を下すのは、
厳しすぎるだろうということで、ある程度の考慮を
加える材料として、平常点、そして温情点が、
付与されていました。


しかし、昨今は、平常点、テスト、どちらも落とす方が、
増えてきており、さらには、テストの問題数、量、質も
上がってきているために、平常点を取らずに、
テストの素点だけで、成績を取るということが
難しくなってきているように思えます。


こうなると、学校生活、主に授業や宿題などですが、
それらをサボる傾向にある方は、とことん追い込まれるように
なっております。


その上で、そうした、
『やらない』『出来ない』ことは、
個性として、自主性・自由として
認める傾向になってきておりますので、
勉強するしないは、『ご家庭の問題』として、
片づけられるようになってきています。


宿題の一つや二つの問題かもしれませんが、
それをやらなかった生徒本人の自主性・個性、
あるいはやらせなかった親御さんのしつけ・教育の
審査・評価を下されているとなれば、
その一つや二つがどんな価値・意味を
持つものか、わかると思います。


そして、受験なく高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校においては、
それらが『積み重なって』の審査・評価が
下されるのが、進級・進学の合否となります。


そこまで大げさなことに繋がるわけがないと
思われるかもしれませんが、今や学校内での
査定は、企業や組織の査定以上に厳しく細かく
見られているように思われます。


一回二回のことと思われるかもしれませんが、
その記録はきちんと取られており、かつ、
他の多くの方がやってきているにも関わらず、
さらには、テストなどでの結果も振るわないと
なれば、制裁・断罪は厳しくなるのは
当然のことかと思われます。


社会人である親御さんであれば、わかると思いますが、
会社内で、時たま遅刻し、忘れ物もして、ミスをする方に
対して、積もり積もったストレス、イライラが爆発して、
ついつい厳しい口調で注意する、忠告してしまう、
それも昨今ではパワハラと言われるように
なってきていることから、さらにストレスが、
イライラが積もり積もって、最後には呆れ、
諦め、たんたんと自分の中、あるいは社内での
審査・評価が下されるのを待つとなっているかと
思われます。


同じことが学校でも行われていると思って下さい。


まだ子供だから、学生だから、ではありません、
むしろ子供だから、学生だから、印象が残りやすく、
結果が記録されやすく、比較されやすくなっています。


今でもそうですが、何かあればハラスメント、
虐待と言われかねない昨今においては、
記録された結果“のみ”で、厳しい無情・非情の
断罪・制裁を、審査・評価を下すことが、
正義となってきています。


結果を記録できなかった方が
『悪扱い』されるとまでは言いませんが、
学校・先生側の心情としては、
そう見せしめるかのように、
厳しい結果を示すようになってきていると
思われます。


記録された成績の結果から、そこまでを
読み取りましょうとは言いませんが、
成績1や不合格といった審査・評価が
下される、下されているということが、
どういう意味、意思を示されているのか、
よく考えてみることをオススメします。



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