栄冠ゼミ (著)、220円(税込) 私立校・中高一貫校生の二学期から始める勉強の仕方を紹介
今日で９月も２週間経ちます。
始業が早まった方にとっては、
そろそろ、通常、普段通りの
一週間の生活となり始めていると
思います。
今月に始業した方も、もう休みボケは
抜けてきているとは思いますが、
まだまだ、試運転中、テストなど、
遠い先のことのように感じられているかと
思います。
上旬にテストを控える方は、
来週の連休が終わると、テスト
二週間前となります。
中旬にテストがある方は、
三週間前となりますが、
連休がある週は、登校日も、授業も少なく、
あってないかのように過ごしてしまう
一週間となることが多いです。
結局、気付いたら、テスト一週間前、
二週間前となっていて、宿題は溜まりに
溜まっていて、どんどんわからないところが
出てきて、焦り始めることになります。
それを避けるためにも、せめて宿題は
今週、連休中に終わらせておかないと、
テスト前の焦り、不安、忙しさは、
約束されたものとなります。
この二学期においても、いえ、
二学期だからこそかもしれませんが、
一学期同様、『部活動が』の
“言い訳”を続けるようであれば、
もう、それは『本当に』文武両道
出来ないということを、自ら、
証明したことになります。
一学期の結果が出て、学校・先生からの
忠告を、そして自分自身の反省を、
軽く見積もって、何とかなるで、
何とかならなかったということを、
身をもって証明した結果です。
その『罰』として、テスト前やテスト勉強が、
肉体的にも、精神的にもつらく、さらには、
テストの点数、成績という形で、具体的な
数値として示されることとなり、最終的には、
進級・進学出来ないということが決まります。
ここから先は、否が応でも、『文武両道』を
体現しない限り、『部活動』や『スマホ』などが、
『原因』で、勉強できなかった、点数・成績が
取れなかった、進級・進学出来なかったと
なります。
それだけの危機感をもって、どんなに部活動が
忙しかろうとも、今週、少なくとも連休中までには、
宿題を終わらせておくことをオススメします。
そして、この二学期中間テストにおいて、
点数を落としてしまった場合は、
文武両道の挑戦を続けるかの判断が、
進級・進学の合否を左右することになります。
一学期、夏休み明け、二学期中間テストと、
すでに３回の機会を失ったことになります。
期末テスト、冬休み明け、学年末テストと
残り３回の機会で、その『マイナス』分を
挽回できなければ、今学年の成績は、
決まります。
残り３回と書きましたが、事実上、
“一つも”落とせない機会となりますので、
ある意味、“まず”残されている機会は、
期末テストの一回となります。
そこで、落とした瞬間、残りの二回の機会に
『進むこと』が出来なくなり、その時点で、
今学年の審査・評価はほぼ終了となってしまいます。
このことを勘違いされている方、これは失礼ながら、
親御さん、ご家庭の方でも多いですが、一学期、
夏休み明け、二学期中間テストの機会を、
落とし続けたら、残りの機会は、『全て』において、
挽回する結果を“出し続けなければ”なりません。
いつかどこかで、残りの機会の『中で』、
なんとかすれば良いだろうと
勘違いされている方が、
進級・進学出来ない道へと
突き進むことになります。
二学期中間テストまで、点数・成績を、
『落とし続けた』方は、残り機会のテスト、
成績を、挽回『し続けなければ』なりません。
昨今は、そのことを、あえて意識されないのか、
そこまで思い詰めることではないとタカを
くくっているのかわかりませんが、
二学期中間テストの結果が出ても尚、
学校の勉強は『片手間』で、
何とかする、何とかなると、
文武両道、自分のやりたいこと、
好きなことを優先し、気付いた時には、
進級・進学出来ない、後戻りできない道から
抜け出せなくなっている方が
多くなっているように思えます。
多くの生徒の動向、傾向の
データを持っている学校・先生側は、
言い方が悪いですが、もうすでに、
進級・進学出来そうにない生徒の、
ある程度の『見定め』『見通し』が
ついており、『来年度の生徒の“補充”』を
どうするかまで、検討を始めています。
一学期に文武両道出来なかった方が、
二学期中間テストにおいて、その反省、
努力、成長を見込めないような結果にも
関わらず、相変わらずの生活を送って
いるようであれば、進級・進学は諦めたものと
見なされることでしょう。
その見極めが夏休み明け、二学期中間テストで、
されていると言われれば、少しは危機感を持てる、
あるいは文武両道を見直せると思いますが、
いかがでしょう。
実際には、そうあからさまにはされていないと
思いますが、月に数回見ている程度の、外部の、
赤の他人から見ても、このままでは進級・進学は
難しいだろうと、見通せることを考えると、
学校・先生の中には、一学期早々、
４・５月の段階で、一学期中間テストで、
その未来を見通せている方もいると思います。
それでも尚、生徒本人が、親御さん、ご家庭の方が、
文武両道にこだわられる、学校の勉強を軽んじられる、
のであれば、昨今のハラスメントの問題もあり、
学校・先生側は、笑顔で応援する“だけ”に
徹することでしょう。
こう書かれると、学校・先生は、教育関係者は、
人のことを、自分のことを、子供のことを、
馬鹿にしているのかと思われるかもしれませんが、
少なくとも学校内でのこと、進学に関すること、
学問に関することに関しては、限られた期間内に
『何』を、『どうして』おかなければ、
『どうなるか』の予想といいますか、
これはもう予定されていることに近く、
ある程度のことを言い当てられます。
なぜなら、高校・大学に進学するには、
『学校の勉強』を修学していることが
条件だから、進学・進級するためには、
平常点、テストの点数による『成績』という
結果に、条件・基準があるから、そして、
学問を習うにおいて、先に進むに必要な
基礎知識、学力がどこまで必要かということを
知っているからです。
これをやりたくない、あれは嫌だ、で、
進められない、乗り越えられない『壁』が、
必ずあるからとも言えます。
昨今は、そのことを、素晴らしい教育論や
勉強法の言葉や宣伝文句で、勘違いされている、
思い違いされているのか、わかりませんが、
何とかなる、何とかしろと、駄々をこねて、
拗ねる方が増えてきているように思えます。
上記した条件や基準、そして必要となるものに
関しては、学校・先生は、完全予知できると
言っても過言ではありません。
特に、進級・進学要綱の厳しい、授業の、勉強の
進度が速く、質の高い、量の多い、
私立校・中高一貫校では、学校・先生以上の
予言者はいないと言えるでしょう。
なぜなら、基準となる要綱や成績を定めているのは、
教えている内容、さらにはその先に教わる内容を
決めているのは、高校・大学に進学するのに、
進級するのに、卒業するのに、必要な基礎知識、
学力がどれだけのものかを知っているのは、
学校・先生側です。
そんな狭い世界観、価値観の中で、青春時代を
過ごして、内部進学したくない、高校・大学に
進学するつもりはないというのであれば、
どうぞ他校へ、他の世界へということになります。
これは別に学校機関という組織においてだけの
話ではなく、例えば、某有名会社に入社するには、
ある程度の学歴が必要で、事前にインターンを
受けるのが有利で、二次試験の筆記では
どういう問題が出てということを、
知っている側、つまり採用する会社側からすれば、
これらを知らずに、『何とかなる』といって、
試験に来る方をどう思われるかと同じことだと
思います。
もちろん、実社会においては、裏技的な、
一発逆転ではありませんが、
面白そうな経歴を持っている、
並外れた知識や技術を持っているなどの
要素も加味されますので、一概に、
入社出来ない、採用されないとは
言い切れませんが。
学校機関においても、一芸入試などもありますので、
『学校の勉強』『点数、成績』だけが絶対的だとは
言えません。
しかし、多くの方が、『一芸』を持っているわけでなく、
それも、世間的に認められるものでなければ、
高校・大学に進学するのは、かなり難しいでしょう。
長々とうるさい話だったかもしれませんが、
この二学期中間テストで、今学年の成績、
進級・進学の合否が、ほぼ決まることを覚悟して、
動き出せる時に動いておき、
結果が伴わなかった時には、どうするのか、
よく考えておくことをオススメします。
少なくとも、二学期中間テストまでの
『今まで通り』で、期末テストに
挽回することは不可能と思って下さい。
そして、『片手間』の対応で、
何とかなると楽観視しないで下さい。
特に受験なく、高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校の場合、上記した通り、
高校・大学への『内部進学』、
学校のテスト、成績がどうなるかを
予言・予想できるのは、学校・先生です。
その学校・先生の、『一学期』の忠告を
よく思い出して、二学期中間テストに
備えておくことをオススメします。
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