桂ち太郎…『狸の札』
瀧川鯉太…『粗忽の釘』
新山真理…『血液型漫談』
三遊亭遊吉…『一目上がり』
三遊亭小圓右…『肥甕』
宮田陽・昇…『会社の休み』???
三遊亭金遊…『小言念仏』
三笑亭茶楽…『子別れ』
松乃家扇鶴…「俗曲」
三遊亭圓雀…『辰巳の辻占』
(昔昔亭桃太郎休演)
《お仲入り》
三遊亭遊之介…『浮世床』
(三遊亭遊雀休演)
宮田章司…「※金魚~※アイスキャンディ~※竿竹~※納豆~※あさり~※ラオ屋~朝顔の苗~※鍋焼うどん~屑屋~土瓶の籐巻~物産飴」
三遊亭栄馬…『野ざらし』
古今亭壽輔…『釣りの酒』
松旭斎小天華…「奇術」
(新山ひでや・やすこ休演)
三笑亭夢丸…『看板のピン』
鏡味正二郎…「曲芸」
桂歌春…『鮑のし』
浅草に行く途中、銀座線内で小圓右師匠を発見!
銀座線は浅草駅の到着ホームが1番線の時は「松屋」の方に出口があるため、演芸ホールに行くには田原町で降りた方が便利らしい。1番線に着くか、2番線に着くかは田原町に着く前に車掌さんがアナウンスで教えてくれます。
でも小圓右師匠は先頭車両に座っていたので、ハナから田原町で降りるつもりなのでしょう。(田原町の改札は一番前)
私も田原町で下車し、コンビニでおにぎりを買って演芸ホールへ。すると同じように小圓右師匠も到着。
着席と同時に幕が開き、ち太郎さんが登場。初見です。
やや硬さはあるものの平治師匠のお弟子さんらしく、ハキハキした口調に好感が持てます。高座返しの時は黒い眼鏡をかけていますが、自身の高座では眼鏡なしでした。
鯉太さん、今日は手拭いを忘れたのでしょうか?吹き出る汗を人差し指で拭っているのが気になりました。
さてさて新山真理さんの出番です
日曜日は浅草も独演会も着物だったそうですが、今日は金曜と同じ洋装
楽屋ネタではなく血液型のネタでした。
このネタも「血液型」という興味を引く話なのですが、ジジババの多い浅草では楽屋介護ネタの方がウケるように思いました。
それでもオチでしっかり笑いを取って出番終了・・・
遊吉師匠が登場すると3列目あたりが騒がしい。後ろの女性が何かを落としたようで、それを3列目のジイちゃん達が探してあげたのですが、遊吉師匠も気になるのか高座の上から「大丈夫ですか?」
まるで歌春師匠の、映画館のマクラのような光景でした。
「一目上がり」をキチンと聴くのは初めてだったのですが、なかなか面白い内容で楽しめました。
小圓右師匠。さすがに高座姿は地下鉄車内とは違います(当たり前ですが…)
それにしてもこの噺もいろんな方が聴かせてくれますな。
陽・昇さんのネタは、サラリーマンが楽だという話。
1日12時間働いて…から始まり、年間の休日や休暇を引いていくと…という、なんとも不可解ながら説得力のある内容でした。
最近は柳桜師匠がかけても途中までしか聴けない「小言念仏」を金遊師匠は、
『どじょーやーーっ!!!』
までしっかり聴かせてくれました。楽しい師匠です。
茶楽師匠は今日も旦那・おかみさん・子供(亀吉)を三様に演じて楽しませていただきました。
扇鶴さん・・・もうダメです。出て来ただけで笑っちゃいます。喋りや歌を聞いていると吹いてしまいます。しまいには涙が出てきました。
それにしても何で末広亭では私がダメだったんだろ?
桃太郎師匠の休演に場内から少し溜息が聞こえましたが、私としては「辰巳の辻占」が聴けただけで大満足です。男も女も結局はズルイんだなと思わせるこの噺が結構好きなんです。
食いつきは代演の遊之介師匠。
見世物小屋もガマの油もなく、浮世床の将棋場面まででした。
今日は「紙芝居」とか「夜鳴きそば」といった普段やらないリクエストが出ましたが、そういう時でも章司師匠はお客様をガッカリさせないような方法で楽しませてくれました。
栄馬師匠は金曜と同じネタ。ただ最後までは行かずに半ばまででした。
壽輔師匠は「待ってました」の掛け声に上機嫌のご様子。
今日はよく笑う妙齢のご婦人がいなかったためか、あっさりと本題に入りました。
初めて聴く噺ですが、ここでも“壽輔ワールド”全開で楽しませていただきました。
小天華さんの奇術でどうしても判らないのが、紙袋から箱を3つ出すネタ。
今日は3つ目を取り出すときに少々梃子摺りましたが、それでも不思議です
「看板のピン」は先週金曜日のNHKラジオ『上方演芸会』で桂春菜さんがやっていましたが、その時は主人公が『光源氏』という設定でした。
夢丸師匠は博打の親分という設定ですが、とにかくこの親分の壷振りがカッコいいのなんの!思わず見惚れてしまいました
正二郎さんは安心して見られる曲芸です。ご本人は「スリルとサスペンスをお楽しみ下さい」と言いますが、なんのなんの、場内拍手の連続でした。
傘で湯呑み茶碗を回す時は音が聞こえるようにお囃子もなく、傘と茶碗の融合が楽しめます。
主任の歌春師匠。「鮑のし」を最後のサゲまで聴いたのはホントに久しぶり。
休日の喧騒と違い、静かで穏やかな平日の夜はどの師匠もじっくりと噺を聴かせて下さるので、満足感一杯で演芸場を出ました。
瀧川鯉太…『粗忽の釘』
新山真理…『血液型漫談』
三遊亭遊吉…『一目上がり』
三遊亭小圓右…『肥甕』
宮田陽・昇…『会社の休み』???
三遊亭金遊…『小言念仏』
三笑亭茶楽…『子別れ』
松乃家扇鶴…「俗曲」
三遊亭圓雀…『辰巳の辻占』
(昔昔亭桃太郎休演)
《お仲入り》
三遊亭遊之介…『浮世床』
(三遊亭遊雀休演)
宮田章司…「※金魚~※アイスキャンディ~※竿竹~※納豆~※あさり~※ラオ屋~朝顔の苗~※鍋焼うどん~屑屋~土瓶の籐巻~物産飴」
三遊亭栄馬…『野ざらし』
古今亭壽輔…『釣りの酒』
松旭斎小天華…「奇術」
(新山ひでや・やすこ休演)
三笑亭夢丸…『看板のピン』
鏡味正二郎…「曲芸」
桂歌春…『鮑のし』
浅草に行く途中、銀座線内で小圓右師匠を発見!
銀座線は浅草駅の到着ホームが1番線の時は「松屋」の方に出口があるため、演芸ホールに行くには田原町で降りた方が便利らしい。1番線に着くか、2番線に着くかは田原町に着く前に車掌さんがアナウンスで教えてくれます。
でも小圓右師匠は先頭車両に座っていたので、ハナから田原町で降りるつもりなのでしょう。(田原町の改札は一番前)
私も田原町で下車し、コンビニでおにぎりを買って演芸ホールへ。すると同じように小圓右師匠も到着。
着席と同時に幕が開き、ち太郎さんが登場。初見です。
やや硬さはあるものの平治師匠のお弟子さんらしく、ハキハキした口調に好感が持てます。高座返しの時は黒い眼鏡をかけていますが、自身の高座では眼鏡なしでした。
鯉太さん、今日は手拭いを忘れたのでしょうか?吹き出る汗を人差し指で拭っているのが気になりました。
さてさて新山真理さんの出番です
日曜日は浅草も独演会も着物だったそうですが、今日は金曜と同じ洋装
楽屋ネタではなく血液型のネタでした。
このネタも「血液型」という興味を引く話なのですが、ジジババの多い浅草では楽屋介護ネタの方がウケるように思いました。
それでもオチでしっかり笑いを取って出番終了・・・
遊吉師匠が登場すると3列目あたりが騒がしい。後ろの女性が何かを落としたようで、それを3列目のジイちゃん達が探してあげたのですが、遊吉師匠も気になるのか高座の上から「大丈夫ですか?」
まるで歌春師匠の、映画館のマクラのような光景でした。
「一目上がり」をキチンと聴くのは初めてだったのですが、なかなか面白い内容で楽しめました。
小圓右師匠。さすがに高座姿は地下鉄車内とは違います(当たり前ですが…)
それにしてもこの噺もいろんな方が聴かせてくれますな。
陽・昇さんのネタは、サラリーマンが楽だという話。
1日12時間働いて…から始まり、年間の休日や休暇を引いていくと…という、なんとも不可解ながら説得力のある内容でした。
最近は柳桜師匠がかけても途中までしか聴けない「小言念仏」を金遊師匠は、
『どじょーやーーっ!!!』
までしっかり聴かせてくれました。楽しい師匠です。
茶楽師匠は今日も旦那・おかみさん・子供(亀吉)を三様に演じて楽しませていただきました。
扇鶴さん・・・もうダメです。出て来ただけで笑っちゃいます。喋りや歌を聞いていると吹いてしまいます。しまいには涙が出てきました。
それにしても何で末広亭では私がダメだったんだろ?
桃太郎師匠の休演に場内から少し溜息が聞こえましたが、私としては「辰巳の辻占」が聴けただけで大満足です。男も女も結局はズルイんだなと思わせるこの噺が結構好きなんです。
食いつきは代演の遊之介師匠。
見世物小屋もガマの油もなく、浮世床の将棋場面まででした。
今日は「紙芝居」とか「夜鳴きそば」といった普段やらないリクエストが出ましたが、そういう時でも章司師匠はお客様をガッカリさせないような方法で楽しませてくれました。
栄馬師匠は金曜と同じネタ。ただ最後までは行かずに半ばまででした。
壽輔師匠は「待ってました」の掛け声に上機嫌のご様子。
今日はよく笑う妙齢のご婦人がいなかったためか、あっさりと本題に入りました。
初めて聴く噺ですが、ここでも“壽輔ワールド”全開で楽しませていただきました。
小天華さんの奇術でどうしても判らないのが、紙袋から箱を3つ出すネタ。
今日は3つ目を取り出すときに少々梃子摺りましたが、それでも不思議です
「看板のピン」は先週金曜日のNHKラジオ『上方演芸会』で桂春菜さんがやっていましたが、その時は主人公が『光源氏』という設定でした。
夢丸師匠は博打の親分という設定ですが、とにかくこの親分の壷振りがカッコいいのなんの!思わず見惚れてしまいました
正二郎さんは安心して見られる曲芸です。ご本人は「スリルとサスペンスをお楽しみ下さい」と言いますが、なんのなんの、場内拍手の連続でした。
傘で湯呑み茶碗を回す時は音が聞こえるようにお囃子もなく、傘と茶碗の融合が楽しめます。
主任の歌春師匠。「鮑のし」を最後のサゲまで聴いたのはホントに久しぶり。
休日の喧騒と違い、静かで穏やかな平日の夜はどの師匠もじっくりと噺を聴かせて下さるので、満足感一杯で演芸場を出ました。