演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

07/04/21 深夜寄席(落協)

2007-04-21 | 深夜寄席見ブんログ
川柳つくし…『女はつらいよ』

桂きん治…『岸柳島』

林家ぼたん…『夢の酒』

三遊亭きん歌…『幇間腹』


これは珍しい、女流2名が出演する深夜寄席。
ところが9時を過ぎても木戸にはぼたんさんときん治さんだけ。
ぼたんさんがほとんど1人で案内や列の整理で奔走していました。

トップはつくしさん。おなじみの「ゴースト座り」のマクラは、末広亭だけに妙に説得力がありました。本題は先日の早朝寄席と同じく靴まで。

きん治さんはやっぱり語尾が気になる話し方。
おまけに、船に乗っている噺だからなのか、単なる癖なのか判りませんが、前後に体を揺すりながら話すのが気になって気になって…。
噺とは違うことが気になると、もう私自身高座に集中できなくて…。
噺の内容とか、流れは面白かったのですが・・・。

ぼたんさんは「いらっしゃいませー」と登場。
ただ私が前の演者からの重い気持ちを引きずってしまい、内容も「天狗裁き」に似た感じで、あまり笑う所はありませんでした。

きん歌さんは朝から秋田で営業。4時に東京に帰ってきたそうで、深夜寄席に飛び込み到着!
以前、早朝寄席で1人休演したときの話を引き合いに出し、『情けは人のためならず』
この諺は誤用が多いのですが、こういう時に使うんだということを教えてくれました。
ただマクラは深夜に放送されている健康器具の話。
幇間腹という噺も、先日の浅草で聴いた、三遊亭遊喜さんの方が面白かった。
比較してはいけないかな?

今回は私にとっては消化不良というか、あまり笑えないで疲れた夜でした
コメント
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