五輪組織委員会の委員長問題、引き受ける人材はいるのだろうか?辞めさせる事が目的となって、目的が達成されたのは良いが、その後の混迷の責任まで森氏に負わせるか?森氏は最後まで務めると言ったのだ。つまり後継問題の混乱の責任は辞めさせた勢力にあるはずだ。
差別意識のない、政治色の無い、不正疑惑もない、女性で若くて、五輪に深く関わってきた人材。しかし、それぞれ重要なポストにいて、しかも安定的収入も得ている。それらを投げうって委員長を引き受けるか?中には複数共同委員長としトロイカ体制だと言っている。
トロイカ体制だと?トップが複数で良いはずがない。筆者自身も経験があるが、複数のトップたちの間を駆け回った経験がある。根回しも調整も三倍かかる。トップたちが完全に一致しているのなら良いが、組織のトップたる人たちが簡単に他人に妥協するはずがない。
そのような軟弱な人ならトップにならない。このような名誉的職務は、功なり名を遂げた金銭的に無関係なものがすべきだ。ドロドロした世界機関の間を調整しスポンサーたちのエゴを抑えるのは、生半可ではない。女性で若く世間に評判の良いクリーンな人はふさわしくない。
今後の自分の評価が気になるようでは出来ないからだ。候補者は、川渕氏で良かったのに!もう、安倍晋三氏しかいない。ウルトラCは、北野武!