アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

令和7年版 俺にも言わせろ! ①

2025-01-07 11:52:40 | 日記

さて、新年の初詣。最近、大きく変化したのは拝殿前の整然とした行列だ。この正月、長躯東京に出かけて「靖国神社」「神田明神」「湯島天神」「日枝神社」と巡って見たが、いずれも混乱はなく整然と縦列を作り粛々と拝殿前を目指す。当たり前の光景になったが、小生の若いころは、後方から賽銭を投げる人も多く、後頭部に小銭が直撃することもあり最前列につくまでに慌ただしく拝んだものだ。一方、拝殿前で、コートのフードを拡げて後方から飛んでくる小銭を集めるツワモノもいたものだ。御丁寧に、縁起物を買い求める売り場も整然と待っていて割り込みや言い争いなどはあり得ない。

初詣 に対する画像結果

さて、このように我先にと押し合いへし合う場面はいつからなくなったのだろう。昭和の人々は自らを励まし要領よく振舞ったものだ。言い争いなど日常茶飯事で、人ごみには一定の緊張感があったように思う。健全な競争と不健全な争いが混在していた。みんながより良い生活を目指す為には、相応のわがままと生きる意欲があった。

ならば!不思議なのは、カスハラなどの〇〇ハラスメントが昨今話題になるのはなぜだろか?どう考えても店員にクレーム言う人は減った。社員への厳しい指導も全く見受けなくなった。であるのにハラスメント問題が大いに話題になるのは何故か?

考えれば簡単だ。「耐性」が、なくなったのである。世の中がハラスメントだらけの時代は問題にならなかったが、今やハラスメントは少ない。少ないからこそ問題になるのだ。ハラスメントに耐えられなくなったのだ。勿論、耐性を持つべきと言っているのでは無い。ハラスメントはないほうが良い。しかし、我々昭和世代にはDNAに焼ついた「耐性」がある。このズレは大きい。ハラスメント認定に対しても大きな感覚の違いがある。これを知らないとこれからは生きて行けない。

ハラスメント防止研修「快適な職場環境のために~ハラスメントを防ごう~」 | 弘前豊徳会

そこで提案 「昭和体験プログラム」 

・昭和の不適切な対応を体感できるプログラム 参加者は就職前の若者向け

女性は、参加時、「姉ちゃんきれいな」とか、「なかなかボインやね」などの容姿に関するハラスメントを受ける。対応する職員は全員バーコードおやじである。その後、たばこの煙が充満する部屋で、「お茶出し」を行う、その際おしりを触られるなどのセクハラ体験が突然に実施される。日中は、主にコピー取りや電話対応をするが、適時マタハラ、パワハラ、モラハラ、セクハラ、電話では、カスハラなどの体験を受けて、精神がぼろぼろになった挙句に、たばこのヤニがシッカリこびりついた服で帰宅して頂く。帰りの電車内で白い目で見られるのも覚悟がいる。

セクシャルハラスメント に対する画像結果

男性は、参加時、「辞めろ!」とか「帰れ!」などのハラスメントで迎えられて、席に座れず立ったままで仕事をしてもらいます。商談のアポイントを10件取るノルマを実際に経験し、出来なければ始末書や顛末書を書き、その不備を指摘されて譴責処分を体験します。それでも出来るまで残業(無給)が命じられて深夜までかかりますが、その後10時を過ぎてから上司の誘いを受けて、さらに酒の席で説教が続きます。その間、あらゆるハラスメントを受けて、「俺の酒を飲めないのか!」と、アルハラの嵐の中で気を失ってもらいます。

以上の体験を1週間受けて、精神が病まなければ立派な企業戦士として、就職に大変な優位を獲得できるというプログラムであります。(笑)

 

今年は昭和100年らしい。「明治は遠くなりにけり」 は、中村草田男氏が昭和6年に詠んだ俳句だが、令和の時代に昭和を語るのはもうやめよう。(涙)

 

昭和は無しとなりにけり  円達 

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