朝から、あるオバちゃんの評論家の発言に激怒した。
朝のワイドショー(暇なので全部チェックしている)で、特集していたことが、金髪を禁止する為に、
大阪の高校では、「地毛証明書」を取る高校が半数以上あるという、
染めていないのに自然な茶髪の子は、元々茶色の髪の毛である事を証明するのだ。
その後、感想を求められ、
「そもそも制服にも問題があるのに、髪の毛まで規制するのは、人権侵害であり憲法違反だ。」
と、宣った。(のたまった。)
ええっ!憲法違反?
私は、人権や意見(言論)の自由とか、平和主義とかを標榜する人たちを信用しない。
人権も平和も、言わずとも当たり前だ。ことさら大言するのは、むしろ怪しい。
そもそも教育とは、集団で行動するための社会の一定のルールや常識を教えるところと思っている。
その上で、一定のルールのもとに自由に個性を発揮する場と考える。
入り口のところから「自由・自由」では、成り立たない。
評論家の言うように、すべて自由にすればどうなるだろう?
教室で、金髪・茶髪・アフロ、服装もまちまちで、
女子なんかは裸同然のフアッションの子も出て来たら、先生はどうするだろう。
昨今、色々な家庭の事情があって、家庭教育が十分でない子もいて、先生も大変らしい。
その様な事で、授業の秩序が保てるだろうか。
世の中に「ドレスコード」のようなものがあって当たり前だ。
その事を教育の場で教える事になんの違和感もない。
このように、あたかも自分が全体を代表しているような発言は、聞き捨てならない。
朝から気分が悪かった。
因みに、私は自分の娘が、初めて茶髪にしたのが大学生の時だったが、親とすれば複雑だった。
因みに、息子が「三つ編み」で、帰宅した時は、卒倒した。
昨日、図書館が休館で、ワイドショーのネタも尽きたので、大山崎に出かけた。
天王山のふもとには、重要な寺院が多い。
写真は、妙喜庵。
お寺もさることながら、国宝の茶室「待庵」が有名だ。門前には「事前予約者のみ」となっている。
日本最古の茶室建造物である。利休作と信じうる唯一の現存茶室である。数寄屋造り建築の原型とされる。
山崎の合戦の時、千利休により建てられたものを移築したらしい。
また、当時の絵図には利休がこの付近に住んでいたらしく、待庵はこの利休屋敷から移築されたとも言われる。
JR大山崎駅の真ん前にある。今までも何度も通っていたのに、気が付かなかった。
近くには阪急京都線の山崎駅もあり便利なところだが、
天王山がすぐ迫っていて、坂道が多く、ちょっと歩くとこのような景色が広がる。
宇治川や桂川が合流し、淀川に一本化する場所だ。この場で、秀吉は光秀を待ち構えていたのだ。
なるほど、よく見える。まさに天王山だ。
この後、宝積寺・山崎聖天へと巡る。
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