ある有名俳優がマンションの隣家に侵入して大問題となった。
『昨年12月29日の夜から友人らと酒を飲んでいたという吉沢さんは、12月30日の午前10時半ごろ、自宅マンションに帰宅した際、隣室に無断で侵入したという。部屋の住人が110番通報し、警察が駆け付ける騒ぎになった。警視庁の調べに対し、吉沢さんは「記憶を飛ばしました。トイレをしたくて、勝手に入ってしまったと思います」などと話したという。』
要は、自室と違わないマンションのドアをよその家と間違って入ってしまったのだ。泥酔していたと言う。昭和の時代なら、隣の兄ちゃんが酔っ払って便所を勝手に使いに来た程度の話である。隣家の人が、「あんたの家は隣だよ!」って、注意して笑い話で終わる程度の言わば珍事件程度だ。
小生も隣の家に普通に入って行って遊んでいたし、隣の姉ちゃんが、突然私の家に来て、小生の自慰行為を見たこともある。姉ちゃんは、別に何の用事もなかったのだが、驚いたものの笑っていた。米や味噌醤油など調味料の貸し借りなど日常茶飯事であった。
一方、今やマンションなどは隣家の住人の顔も素性も知らず、間違って入ってしまったら「事件」となってしまうのである。この事案、隣家の人の対応はどうだったのだろう?警察を呼ぶまでは仕方がないとしても、マスコミに知れる事態となることは許してくれなかっただろうか?当該俳優の事を知る知らないに関わらず、酔っ払った人間の悪気(犯意)の無いことがはっきりした時点で許してくれなかったのか?
検証すべきは、公に知れた経緯だ。(※警察の発表なので、やはりマスコミの報道か?)芸能人に完璧な倫理観を求めることに違和感がある。さらに一般人にも「寛容」の徳を考え直して貰いたい。
「ならぬことはならぬ」一方で、「惻隠の情」も教えて欲しい。
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