昨夜は大阪に出かけたついでに、高校時代からの友人と飲んだ。
大阪北の待ち合わせのメッカ、紀伊国屋出口で待つ。
携帯が普及しても、ここで若者たちが集い、そして街に消えて行く。
その中に、ひと際目立つご婦人が一人。阪急芦屋か宝塚辺りからのお出ましかと思われる。
所謂、ビマジョ。美魔女。遠くからでも目を引くヒマワリ柄のワンピース。
こんな感じ。
ぴったりしたボディーラインは、程よい肉付き。顔は鈴木その子も顔負けの美白。
何度も何度もコンパクトと鏡を見て、化粧をチェック。明らかに配偶者や同性との待ち合わせではない。
通りかかるおじさんたちは、例外なく斜めに見て通る。
どんな奴が、お相手か見るまで動けない。友人が来ても動けない。
おそらく
若いホスト風の男。ちょい悪風のおやじ。金時計・金のネックレスの金貸し。などなど、想像は膨らむ。
遂に来た。嬉しそうに走り寄る美魔女。
こんな感じの、初老のおやじ。
腕を組んで早々に街に消えた。
吾輩の想像は、無限に拡がる。ちくしょう!
さて 16番 仲源寺 目病み地蔵
京都南座の並びに、「好晴奇雨」(雨降りも晴れても素晴らしい)の扁額が迎える。小さなお寺だ、みんなが素通りする。
昔は、鴨川の近くにありしばしば川の氾濫に襲われた。
ある大雨の時、ここの地蔵菩薩のお陰で雨が止んだ。雨やみ地蔵と呼ばれた。
雨やみ地蔵が、転じて目病み地蔵へ。今は眼病平癒のお地蔵さんで有名だ。
観音様は、重要文化財の千手観音、本堂右手に安置され丈六サイズの座像だ。いずれも歴史は古く平安時代かと思われる。
それにしても、あめやみ が めやみ へ。京都人の強烈なしゃれ。
祇園に近く、置き屋や芸子衆の提灯が目立つ。
ちょうど夏休みこども地蔵盆の準備中だった。
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