20年にわたり権力を持つと、国民の支持の上で成り立つ大統領ではなく、国民の感覚に支持する事を擦り込んだ王様になってしまう。
それが人を殺す事さえも、自分は許される絶対的な権力者だと、悪い方向に進んでしまったプーチン。
悪い方向に進むと決まっている訳ではないが、その傾向がすでに出ている中国の習近平も王様を目指しています。
自由で民主主義に価値を持つ私たちの国・日本はそんな独裁者の国と接しています。
強力な権力者の欲が爆発した時に理性や金銭の損得は一瞬で消し飛びます。自己満足だけで他国を侵略し、多くの人の命を奪う事など意に介しません。それが王様を続ける唯一の方法だと信じている、権力は魔物です。
こんな悪魔を生んでしまったロシア国民。
今年の秋に国の決まりを破ってまで権力を持ち続ける中国・習近平も悪魔の兆しが見えているのに、それを許してしまう中国の国民。
今、プーチンが言ってる理屈はどれもこれも全て否定するのは素人でも簡単ですが、そんな否定する意見など何の意味も持ちません。
狂って喧嘩しているノラ犬に餌を差し出しても見向きもしない。狂ったノラ犬のけんかを止めるには、その犬の腹をけり上げるしか方法は有りません。それが出来なければ、犬が疲れるのを待つしかない。
飼い犬ならリードを引っ張り、犬同士を引き離せば傷つけあう事は出来なくなりますが、狂った王様にリードは無い。
プーチンはウクライナがほぼ全面降伏するまでやり続けるでしょう。
そして一度手に入れた地域を後に返すことは無い。
このプーチンの暴挙を成功に終わらせては絶対にいけない。特に日本にとってはこれから中国とのせめぎ合いが予想されるだけに、この方法を少し改良すれば、中国の海洋進出も成功すると思わせてはいけない。
それは長く面倒くさい戦略になるのですが、野良犬の腹をけり上げる事の出来ない日本は、根負けせずにやり続けるしか方法は有りません。
「鬱陶しい」、、、そのものですが、自由と安全はタダでは手に入りません。
非力な一国民に出来る事は少ないが、自国の権力者を常に見る事は出来ます。
非力な国に独裁者の暴挙を止める事は出来ませんが、その暴挙から目を離さない事は出来ます。
それが独裁者を誕生させない方法で有り、独裁者の暴挙を成功に終わらせない方法でもあります。