藤井聡太五冠が強いのは誰もが認める所ですが、、、
「名人」の称号は幾ら強くても簡単には手に入らない。
今の時点ではその挑戦者を決める勝負にも参加できない。
今日、行われている順位戦の最終戦に勝利すれば、名人挑戦権をかけて戦う場に行く事が出来ます。
最終戦ですので、この戦いに負けると競争している棋士の最終戦次第となるので、ここは自力で決めたい所です。
その大事な戦いの相手は、、、、
藤井聡太を一気に有名にしたデビューからの「連勝」を29連勝で止めた因縁の棋士・佐々木勇気七段です。
ちなみに個人的な意見ですが佐々木勇気七段(27才)は将棋界きってのイケメンです。
序盤から中盤にかけては佐々木勇気七段優勢で進んでいます(AI診断)
50手目あたりで難解な場面になり、そこから数手進むと少しですが藤井聡太五冠が有利と出ました。
この戦いで初めて藤井有利のAI診断です。
今までなん局も見てきましたが、藤井聡太五冠はAIが有利と判断してから負けた事がありません。
指す手の90%はAI予想と同じ手を指します。
そして残りの10%の手がAIを超えているのです。
AIの予想は普通のプロでは「それはない」と言うのが含まれることが多くあります。
それは人間と機械の違いで、他に安全な手が有れば遠回りでも安全な手を選ぶのが人間で、わざわざ危険な道は選びません。しかし機械は短時間で数百億手も読むので、危険な手が危険でない事を確認できるんです。
この優勢まま藤井聡太五冠が勝利し、、、と思ったら午後8時から動かない・・・
もう9時なのに・・・解説者も困っています。 次の手はプロが何度考えても2種類しかないのだが・・・
この場面での長考は不思議としか言いようがない。
それが天才のなせる業なのか
・・と思ったら、、、長考にすえに打った手は悪手とAIが判断して、両者の形勢が逆転した。
何が何だか分からない状況に
午後10時 藤井五冠が佐々木七段の攻めをスレスレで切り抜けた感じに・・・再度逆転
勝利確定です
頂点への道は一気に膨らみます 当分は追っかけです