ここの所は天気予報のコーナーにしか力が入っていなかった宮根誠司。
やっと食いつく話を見つけたのか「統一教会」に関連した話を盛んに放送しています。
マスコミと言うか、社会の注目と言うか、、、その流れは、
安倍元首相を殺害した山上徹也容疑者の意図に添う形になっています。
問題は「政治家と統一教会」と「信者と統一教会」に分けて考えられていて、それが繋がれば政治家にも大きな責任が発生します。
【政治家と・・・】
政治家(権力者)が自分の持つ権力を使って、統一教会関連の組織に何か有利な事をすれば大きな問題です。
今のところは統一教会が名前を変更する時に、その疑いがあるだけで、それ以外には表に出ていません。
また、政治家の権力を使って利益を得る「受け皿」となる事業を、統一教会関連の組織がやっているとは見受けられません。
政治家に近づいたのは内向きに対する効果を求めてで、あんな偉い人も我々の仲間だと信者たちに感じさせるためが主たる目的で、それが達成したら次なる利益を求めようとする段階かも知れません。
【信者と・・・】
問題になっているのは常識を外れた手法による高額な献金です。
これは他国でも行われていたのですが、他国では法整備してやりにくくなった。
日本は宗教法人に対しては及び腰で、色々な問題がある事を知っても、宗教法人に規制をかける事を躊躇します。
その結果、統一教会側にとり、日本が唯一の「狩場」となった。
信者の勧誘や、信者となった人達に信頼を得る為に政治家を使って、社会的な「公認」を得た。
それを積極的に手伝ったのが・・・萩生田自民党政調会長として追及されています。。。ほぼクロですね。
統一教会関連の組織が日本と韓国をトンネルで繋ぐと言う話をして、福岡と対馬にトンネル工事の調査をする為のトンネルを掘る工事をやっているような感じの「トンネルの入り口」があります。
それは安い土地を買って、計画を進めている偽装行為で、何年たっても入り口の穴しかありません。
これが本気なら、それこそ政治家に近寄り工作するでしょう。
(自分の土地にだけ穴を掘るのは特別な許可は必要ありません)
この「トンネルの入り口」は壮大な計画の為に必要な資金を、信者たちから搾り取る道具なのはハッキリしています。
実現が不可能か、仮に実現しても遠い遠い将来と言う目標を掲げる宗教は、その時点で怪しいですね。
信者は努力だけで一生を終えるのです。
まぁ、その努力する事が宗教と考えれば「実現不可能な目標」を掲げるのは宗教の王道かも知れません
この問題、何処まで行っても政治家に対しては「道義的責任」で終わります。
霊感商法の被害者と政治家の影響を犯罪として結びつけることは不可能ですし、それを結び付けてしまえば他の事に大きく影響して、物事の法律上の収拾が取れなくなります。
この問題の一番のポイントは、、、
宗教を隠れ蓑にした営利目的の組織を、どの様に法で規制できるかどうかにかかっています。
その為に、、、政治家の追及や信者の救済に力を注ぎすぎると、その途中で燃え尽きる可能性があります。
早々に法整備に向けての方向に、マスコミや人々の関心が向く事を願っています。
このような「宗教団体」に法の規制をかけなければ、騒いだだけで何の解決にもなりません。
政治家が今後は付き合わないと宣言するのも良いが、何故に付き合わないかを政治家の口からハッキリと聞くまでは信用できませんね。
岸田総裁も議員が自分で説明して判断するべきと強く言っても、それでは何もしないのと同じで、内閣の支持率が落ちるのは当然の結果です。
統一教会関連の組織は「安倍派の駒」の感じが強く、岸田総裁もやりにくいのは理解できるが、そのままにしては国民の支持は得られないでしょう。
昔、最大派閣の親分だった田中角栄を助けなかったと、その子分の議員たちに恨まれて「三木おろし」が始まり、結局は退陣する事になった三木武夫総裁を思い出します。
さて、、、岸田総裁は国民をとるのか、それとも最大派閣をとるのか・・・