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脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

喜怒哀楽の『怒』と心の洗濯

2014年05月27日 12時43分42秒 | スピリチュアル
脳出血という病気になって怒りの感情が殆どなくなりました。『怒り』や『腹立たしさ』が心のどこかに出たら勿論ですが言葉で出すと首筋から頭のてっぺん迄・・何とも言えん・・そう血液が急に逆流するような感じとともに気が遠くなっていくんです。そうなると呼吸困難になってベッドに数時間寝ていないとけない事が何度かあってから『怒』は殆どなくなりました。そんな状態を感じる頃から、あるサイトに【怒りは地獄に行く心】とあり見てみると怒りは殆どが自分を批判や中傷する相手や自分の思い通りにならない事が大半で原因も些細な事が多い・・怒りにまかせ周囲の人達に、どれだけ嫌な思いをさせているか・・全く考えない・・必要以上に相手を責めさらに裁く・・批判や中傷される自分を振り返らず反省もなければ謙虚さもない・・自分可愛さに爆発・・他人に怒りをぶつけると同時に自分自身の心にも矢が刺さっていっってるのも知らずに・・・。『怒り』を日常的に出す人は死んで、あの世にいっても怒ってばかり・・そして周囲も怒ってばかりいる魂の集団の中にいて喧嘩ばっかりする地獄へ行くらしいのです。でも怒りっぽい人達は、そんなもんだと思っているので、そこが地獄だと気づかず言い合いののしりあってるみたいです。でも途中で、それが疲れたり、愚かと気づけば天国へと魂は行くようです。そのサイトを読んでいるうちに死んでまで怒ってなんかいたくないと思って入院中、これまでの怒りを振り返る事にしました。すると・・よ~く思い起こすと怒りの大半は自分の利益に影響すること・・自分の思い通りにならなかった事や自分に対する誹謗中傷に対してばかり・・が原因でした。病気になる前の50数年、私は反省とか感謝の気持ちを、どれだけ持って生きてきたのか?どれだけ謙虚な気持ちで人と接していたのであろうか?友人・知人・上司・同僚・部下・お客様・・そして両親、兄弟に家族に対し感謝の心を持っていただろうか言葉で『ありがとう』とか『ごめんなさい』と、どれだけ素直に言えたかな?と走馬灯のように思い出すのでした。思いだす事は・・全くま逆で人に対しては上から目線の言動、俺が『正しい』という考え、物事はやってもらって当たり前、自分の考えを押し付ける・・決め打ちで話す・・という王様状態・・顔から火が出る程、恥ずかしい気持ちで一杯になりました。心から情けなくそして知らず知らずのうちに失ったものの多さに気付くと心の中でたくさん・・たくさん後悔したと同時に反省と謝罪を繰り返し繰り返し・・・・入院中、夜中に何度、自分の愚かさに涙したことでしょう。何とも言えない苦い味が心の奥からこみ上げてきました。そうした事を繰り返しているうちに心の奥が小さく『キュン』と痛むようになりました。そして痛みの後に、ほんの少しですが穏やかな気持ちになれるのです。そして心が『スッー』と軽く感じるのです。(なんやろ?この気持ちは?)とにかく胸の奥の方で小さく『キュン』としてから何となく『ホロ苦さ』を感じたら心が『スーッ』と穏やかに・・とても清々しく気持ちいいんです。そんな事をとにかく繰り返すうち不思議と怒りの感情はドンドン減っていきました。それでも時々、怒りの感情がムクッと出ることはあります。その時は怒りの気持ちを言葉に出さないようにしています。そして後でなぜ『怒り』の気持ちになったのか思いだすと大抵、自分の不利益とか自分の思い通りになっていない事でした。(そっか・・やっぱりな。)と心で納得するのですが、やはり人間です時々、妻に『愚痴』を今でも言ってしまうこともありますが愚痴を言った後で『反省』すると・・やっぱり胸の奥で『キュン』とするのです・・これを妻に言うと『お父さん、心の洗濯みたいやね。』と・・・そうか心が汚れたら『洗濯』したらええねん。人間やもんな感情をそうそうコントロール出来ない・・汚れた心を気づかず放ってたらアカンねや。汚れたら洗濯する・・それが反省と謝罪なんや・・そしたら神様は人間に、なぜ『怒りの感情』を与えたのかな?と考えてみたのです。『怒り』の感情を出す時は自分の利益や面子ではなく『愛』が根本にあってこそ許される感情なのかなぁ(●^o^●)その時の表情は決して鬼の形相でなく言葉も荒くないはず・・以前、聞いたことがあります。人間が本当に怒ると、かえって静かに・・冷静になる。本当に怒る時というのは人生、そう何度もない。怒ることで必ずプラスに作用することでなければ怒りの感情は出すべきではない・・そう思う今日このごろです。
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