脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

感謝と反省

2014年05月15日 12時47分16秒 | スピリチュアル
脳出血で倒れ入院中はベッド周辺での生活が退屈で・・本やテレビを見てるか寝てるか・・そんな最中に、これまで、結構、多くの人達と会ってきたなぁ・・仕事に恋愛、友人・・そのうち、どれだけの人達に感謝の気持ちをもてたか?どれだけの人達に支援したか?どれだけの人達へ愛を提供できたか・・そんな事をふと考え、果たして両親に対しても、その存在が当たり前に思い『感謝』の気持ちもなく時には酷い事を言ってしまったなぁ・・・頭の中を、たくさんの出来事や人々の顔を思い浮かべました・・迷惑をかけた事・・嘘を言ったこと・・自分の得ばかり優先し人を利用しようとしたこと・・家族に対し・・入院中、俺って迷惑ばかりかけてるやん・・・そう思うと寂しくて悲しくて自分が愚かで何と馬鹿な奴だと・・反省しました。反省するような出来事や人々を思い出すたびに胸の奥からキュッと何とも言えない痛みではありませんが、せつない痛さの感覚がこみあげてくるのです。その感覚のあと・・何とも恥ずかしくもあり後悔もあり・・過ぎた過去の後味の苦さを感じました。その苦さを味わった後、曇っていた自分の心の窓に、こびりついていた汚れが少し取れたような・・そんな気持ちになります。これまで、かなり多くの人達と出会いました・・・が・・今、どれだけの人達が私の周りにいるのでしょう・・『少ないなぁ』それが、これまで生きてきた『証』なんだと・・物や、お金を残すのも人生の幸せかも知れません。でも本当の幸せって、どれだけ多くの人達に囲まれるか?であるような気がします。そういう意味では『心の貯金』が出来てないから、たくさんの人達を失ってしまったのだと思います。失った原因を思い起こすと反省と後悔が怒涛のように心の中に渦巻いています。なぜ、もっと早く気付かなかったのか・・この病気になって、やっと・・やっと少しですが気づくことが出来ました。死んでも『お金』『物』は、あの世に持っていくことはできません。何かに書いていましたが、あの世に持っていけるのは『心』だけ・・どれだけ多くの人へ『無償の愛』を与えたか?『愛を与える』事は自分の『心の貯金』になって『心の貯金』の多少は、どれだけの人達が周囲にいるかなのかも知れません。そして無償の愛を与えられる人の心って澄んだ水のような心だから人が吸い寄せられるのでしょう。そのような人の『心の貯金』はたくさんあるのでしょうね。無償の愛を貰うことばかりでは得をしてるようで実は徳を失い『心の貯金』がどんどん減る・・いや、そういう人には、そもそも心の貯金が無いから心のカードローンをして『心の借金』を増やしているのかも知れません。その『心の借金』は死ぬまでには返済しなければならない・・もしかしたら『孤独死』する人は心の借金を返せなかった人?かも知れません。無償の愛を受ければ『感謝の気持ち』を表す・・そうすることで貰いっぱなしにはならないような『無償の愛』とは与える愛もあれば感謝を示す愛もあるのかも知れません。人に『温もり』感じさせるような行動や言葉、表情じゃないかなと・・とても大切な事だと思います・・入院中に、ある看護師さんに『いつも、身の回りの事をして頂いてありがとうございます・・看護師さんも我慢が多いでしょ?ホンマ白衣の天使ですね。』と何気に言ったら『そんなふうに言ってくれたら私達も嬉しいですッ!こちらこそ、ありがとうございます。』と喜ばれました。看護師って仕事とはいえ本当に大変・・患者に対し、ある意味、『お母さん?お姉さん』的な愛情を持って接してるのかも知れません。そんな看護師さんの仕事に対し『感謝』を表すことは、これも『愛』なのかも知れないと思うのです。感謝を表すことで看護師さんの『心』も癒され感謝の言葉を投げかけた自分自身の心にも輝きが増えるような気がします。私は数ヵ月後、退院してから救急搬送された病院 回復期の病院の看護師さん、リハビリの先生に歩けるようになった自分自身を妻と一緒に見てもらいたくてお礼を言いたくてご挨拶に行きました・・皆さん笑顔で迎えてくださり『いや~元気になられて良かったですねぇ~』と声をかけてくれます。私が何とかここまでになれたのは皆様の おかげです!!と元気になれた私の姿を見せ、お礼を言いましたが『いやいや貴方が頑張ったからですよ~♪』と自分たちは、そのお手伝いをしただけですと言います。どこまでも『奉仕の心』なんですね。人生あと何年生きられるか分かりません死んだら、おしまい・・そう思う人もいるでしょう・・でも、もし・・おしまいでなかったら・・どうします?本当に人生1度きり死んだらおしまいなら、物欲・金欲・色欲を満たすためだけに生きるかもしれません。でも、この3欲の使い方?コントロールできるか、どうかが人の『心』を曇らせるか輝かせるか・・そして人は過ちも犯します・・自己中になれば人の心を傷つける事もあります・・でも、それを『心から反省』すれば、その瞬間、胸の奥で小さく『キュン』と心が喜ぶ・・死んでも魂が生きているなら少しでも綺麗な心に戻して天寿を全うしよう・・そんな気がする今日このごろでした
コメント
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