脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

初めてのアルバイト・・百貨店の進物売り場は楽しい❤

2015年06月20日 09時52分06秒 | わが半生
当時は今のように6月頃から中元予約の空気は全くなく7月上旬~7月末が旬な時期でした。『ウチはこんなに少ないけど、阪急百貨店とか高島屋に行ってみ?すごいで!』高校卒業し京阪電鉄に入社した後に百貨店部門に転勤してきた藤本(仮名)社員が私に言うのです。そりゃ比べたらアカンでしょ?そう心の中で呟きながら『そうですか!』そんな会話をしてる余裕は午前中まで・・特に日曜の午後には例え京阪百貨店とはいえ結構、進物売り場は賑わいました。私が早速、つまづいたのは【包装】です。包装には大きく2通りあって合わせ包装・・昔のキャラメルが包装されてる方法だと問題ありませんが【全装】と言う方法・・これが大変。商品の大きさに合わせ包装紙をチョイスします。さらに中元などのノシ紙に筆で御中元・氏名を書いて包装紙の外にノシを貼るか商品自体に貼って包装するか・・缶詰の贈答セット等、重いものはヒモをかけて手提げを付けてお客様へ・・またまた、ややこしいのが供え物はグレーの包装紙にグレーのテープ。内祝いは赤い包装紙に赤いテープ。供え物は墨の色を薄くノシ紙に書かなければなりません。当然・・立ち仕事です。夕方には足の疲れが半端じゃありませんでした。(ムッチャ、しんどい!!)ましてや客商売など初めてで言葉使いも徹底的に指導されました・・私は素麺売り場に立っていると??『ちょっと!そこの兄ちゃん!』声の方向に顔を向けると中年の男性が手招きしているので近づくと・・『これ10個・・中元や!送ったってや!』見ると味の素の詰め合わせセット。私はまだ、伝票の書き方も満足に出来ないのですが・・『今日、頼んだら、いつ頃、着くねや?』『瓶のモン入ってるけど大丈夫か?』『3個ほどは地方やけど送料はいるんか?』・・たて続けての質問に頭はパニック寸前・・『あの少々、お待ちください!!』と言うと『急いでや!!』とにかく大阪の人は、せっかち苛ちが多いんです。私は近くにいる女性社員に助けをお願いしました・・この人は身長も小柄で可愛らしい女性です。『うん!わかった!どちらの、お客様?』一緒に、その中年男性のもとに行くと『やっぱり、ネェちゃんに対応してもろうた方が気分ええわ!』男性は笑顔になり私は女性の隣で応対を聞き全ての処理を終えたのです・・『こっち来て。』女性に売り場の作業テーブルまで連れていかれ『ここに送料・商品の特徴とか書いてるから覚えてね。伝票は絶対に間違えないこと!』見るとノートが紐つけされ柱にぶら下がっている。ページをめくると・・(なるほど~)でも・・失敗ばかりを繰り返し漸くなれ始めるとお客様と話すことが楽しくなったのです。それに・・女性が多い職場は、やっぱり・・張り切りますネ。バイトを始め2~3日したころ男性社員から私を含め数名が呼ばれました。『明日から3日、配送センターに行ってくれ!』私は、せっかく楽しさを感じ始めたころ配送センター・・か・・がっかりして売り場に戻ると・・『あ!Y君!もうすぐ天神祭りだけど一緒に行かない?』突然の誘いの言葉。それも私が一目ぼれしてしまった人・・でした。『えっと・・何人かで行くんだけど?Y君もどうかな?』天にも昇る気持ちになりもちろん!OKと答えたのですが・・・・
コメント
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