脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

初めてのアルバイト・・百貨店の進物売り場は楽しい❤

2015年06月19日 11時46分32秒 | わが半生
百貨店の地下食品売り場の中元進物コーナーには私が来る数日前にはすでに大学生数名が売り場のアルバイトとして販売していました。15歳の私から見れば18歳以上の大学生や高校卒業したばかりの女子社員の皆さんが大人に見えたのです。売り場は1階にある京阪・京橋駅の定期券売り場中央の階段を降りた右手に位置しています。階段を下りるとデパ地下特有の空気が漂ってくる・・京阪百貨店・・その規模は決して大きいとは言えず京橋というターミナル駅にある京阪モールと言った方が親しみがあります。10時開店・・いよいよ初仕事。開店直後はさすがに、お客様はパラパラとしか来られません。進物売り場のガラスショーケースの中には素麺の詰め合わせ、左手の飾り棚には味の素・・カルピスが見本として陳列されていました。私は一応、素麺のショーケース前に立つよう指示されましたが・・お客様が来ないことには仕事がすすみあせん。すると・・『ヒマな時間、商品を覚えておくように!』売り場主任から言われ受け取った小さなノートにショーケーすにある商品の記号、値段・・そして郵送用の伝票の書き方、商品の包装の練習・・結構、覚える事が多いのです。すると・・二人連れの女性客が素麺のショーケースを見て私に質問されたのです。『こっちの素麺の方が量が少ないけど5000円もしてるやん?こっちの3000円のと、どう違うの?』!!!困りました・・オドオドしていると近くに居た女子社員の方が、スッとわたしの横に立ち『こちらの5000円の品物は麺が細く大変、のど越しもよい品物です。この中では一番、高級品となっておりますが、ことらの3000円のものは標準より細く、こちらの商品も多くのお客様に喜ばれております。』適切で笑顔の素敵な、その応対に私自身が気持ちを惹かれてしまいました。『そう・・じゃ、この3000円の素麺を3個頂けるかな?持って帰ります。』お客様はにこやかに言われると『のし紙は、いかがいたしましょう?』女子社員がテンポよくやりとりし、のし紙上段に御中元、下段に御客様の名前を記載し手際よく包装・・接客を終えた女子社員が『じゃ、Y君、今度は一人でやってみてね♪』その笑顔が何とも素敵で私は一目ぼれしてしまったのです。
コメント
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