５月１９日（土）
後
雨の音で朝起きて、まず嫌な感じ。それに寒い。
新聞を取って出場選手予想を見て愕然。
エジの出場停止は仕方ないが、まさかシルビまで欠場とは・・・
鹿島の調子が出てきているので不安・・・
それでもビッグスワンに向かう途中に陽が射してきて
少しほっとして。
〔試合前〕
新潟駅ＣＯＣＯＬＯ万代にある”さかたや”で購入したおにぎりを食べながら
ゲーム開始までの時間を楽しむ。
やっぱりスカパー！観戦ではこの時間がない。
この暇な（？）２時間が素敵なのですね・・・
〔試合開始〕
さて試合が始まってみると、いきなり不安が胸に迫る。
あれ？今日もプレスをかける前に簡単にゴール前に持っていかれてしまう。
そしていきなり不安が的中。
開始早々岩政に外されてあやうくなり、２度目には決められた。
開始４分。これは吉か凶か？
１１節清水戦は開始４分に岡崎に → すぐに返せず１－３で●
１０節甲府戦は開始１１分に茂原に → すぐに返せなかったが３－１で○
なんだかいやーな予感がチラチラ。
その後も野澤、新井場にヒヤッとさせられる。
やっぱりアントラーズは個々の選手のレベルが高い。
あっという間にゴールに迫られてしまう。
その嫌な雰囲気を深井が切り裂くようなドリブル＆シュート
！！
決めてくれた！！すごい！！感動！！
あれだけ鹿島サポーターのブーイングを浴びながら、
「どうだ」という表情。素敵だね。
素晴らしいのはその後のアルビ。
急に中盤の動きが良くなった。特に本間の切れが最高！
自ら右に切れ込んでゴール前にあげたり、
見事なパスカットをして前線にフィードしたり、
相手の裏にボールを出したり、
息のつけない展開になった。
さすがのアントラーズ陣が攻め場を失ってボールを回すシーンも。
３９分のノーゴールは惜しかった。
「おっこれは点が入る雰囲気」と思っていた矢先で、
その後のマルシオ→内田に出た、オフサイドになったシーンも
思わず腰を浮かせてしまった。
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後半になってもアントラーズの選手の周りに吸い付くように
アルビの選手が集まり、ボールを奪う展開に。
いいところがホーム側になってしまうので遠くて見にくい。残念。
そのうちアルビ選手に疲れがでてきたのか試合の中心がアウェー側に。
監督ーっ！シロウトの私が言うのもなんですが、替え時なんじゃないですか？
今年は早めに選手を替えてきたような気がするのだけれど、
ここ何試合かはちょっと遅くありません？
北野のファインセーブに助けられているものの、
また不安が頭をもたげてきた。
ようやく後半３１分にアトムが入り、攻撃態勢に。
千葉も積極的に攻め上がり、いい感じだが、ゴールを割れない！
・・・・・・・・・・・・・・
結局１－１で終わってしまった。残念！！
でもとてもいい試合を見せてもらったので
試合後挨拶に回ってきた選手に拍手＆声をかけました。
〔試合後〕
試合が終わってバス乗り場に向かうと長蛇の列。
あっこりゃだめだ。どこかで時間を潰そうと思った時にふと、
今日はアルビのＨＰに「「オレンジカフェ カナール店」開店！」
と書いてあったよな・・・と思い出しカナールの脇へ。
それらしきテーブルは何セットかあるが、看板らしきものは何もなし。
風も冷たくなってきて、とてもゲームの余韻を楽しむ雰囲気じゃない。
試合の後半、鹿島の攻めに耐えに耐えたゲームを見たので
不完全燃焼の心を癒したいと思ったが、これじゃぁ肩空かしです。
とにかくエビスビールを手に、テーブルへ。
なかなか知らない人と話すのは抵抗あるが、
折角の機会だから、同じテーブルの人たちと
今日のゲームについて話をしようと思ったのだが、
先に席についていた３人の会話は大リーグの話
。
「野球の話をしているんですか？」と尋ねたら、
「だってサッカーは終わったもん」と帰ってきた。
いやー今日の本間は良かったねとか、深井は切れがあったね、とか
そういう会話にならないの？
・・・どうも皆さんの胸のうちには１対１の不完全燃焼が溜まっているようで、
あえてその話題を避けているような雰囲気も。
１６：３０から缶ビール１本に１枚付いてきたカードでビンゴ大会が始まった。
ようやくちょっと場が盛り上がるが、とにかく寒い。
ラッキーなことにＯＲＡＮＧＩＳＴＡのポケッタブルナイロンジャケットをゲット！！
〔ビッグスワンの後〕
新潟駅に向かうバスに乗っていて、何気なく隣のバスを見たら、
「あっ！千代反田」
なんと選手を運ぶバスと併走。
あのマルキーニョスに仕事をさせず、さらに後半は前線にも攻め出てきた
千代反田はさすがに寝ていたようですが、
松下や河原と目が合い、手を振ったら手を振り替えしてもらいました。
・・・鈴木監督や黒崎コーチは厳しそうな顔つきで手を振れませんでしたが。
すいません、疲れているところにファンサービスしていただいて。
でも笑顔で手を振ってくれる選手を見て、
引き分けの不完全燃焼が大分解消しました。
だって選手の笑顔は次につながると思いますから・・・
さらに駅では鹿島の選手がバスから降りるところに遭遇。
おぉオリヴェイラ監督、
やっぱりマルキーニョスは精悍そうだね、
曽ヶ端だ、内田だ、本山だ・・・
でも皆さん笑顔がない・・・そりゃそうだ。引き分けだもんね。
私よりよっぽど選手たちの方が不完全燃焼。
それからすれば、いい試合見れたし、ビンゴも当たったし。
朝の不安は・・・引き分けだけど、杞憂に終わりました。
良かった良かった。