『コエダハウス』 熱海へ

ちょっと時間ができて、突然の熱海、久しぶりの旅ラン？？？
お目当ては、『起雲閣』と『COEDA HOUSE』、そしてちょっとジョギング。
午前中、ネットでホテル検索。安くてお風呂が良さそうなホテル・・・
ほとんど空いてません。温かくなったし、熱海は最近流行ってるみたい。
でも、『かんぽの宿　熱海』の素泊まりプランを発見。お風呂は・・・なかなか良さそう。
熱海までは、海を見ながら車でゆっくり2時間弱、ドライブには丁度良い距離。
マックで軽いランチの後、湘南バイパスを小田原方面へ、海がキラキラ光ってます。
『かんぽの宿』は、熱海の山の中腹、海側からエンジン全開・・・凄い急坂を上ります。
車を置いてエントランスホールへ、思った以上に広い・・・。部屋も綺麗、オーシャンビューです。
荷物を置いて、早速、大正・昭和のロマンあふれる名邸「起雲閣」へ、いままで見学したことありませんでした。
ホテルから細い山道と急坂と階段、海を目掛けて下ります。凄い下り坂、足の太ももが・・・15分ほどで到着。

海運王・内田信也により建てられ、その後、旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多くの宿泊客を迎えました。
山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳などなど、以前の客室が展示室になってます。丁度、榎木孝明さんの企画展も見られました。
根津嘉一郎氏の庭も見応えあります。あたみ桜もほぼ満開・・・閉館まで見学。

夕食は、海そばの居酒屋さんで刺身定食とビール2本。帰りは、酔いもさめる急坂と階段、ホテルに着いたら額に汗が・・・良いトレーニング？
翌朝、朝食目当てに駅まで約30分のジョギング。上ったり下ったり・・・住宅街では道路を掃除している人に挨拶しながら走ります。
今日も晴天、海が綺麗。熱海の駅はすっかり新しくなりました。朝から足湯に入ってる人達も・・・

駅ビル「ラスカ」で390円のモーニング。窓越しに人間ウォッチング、通勤の人達の中に大学生？？？・・・春休みですかね、思った以上に若者が多い。
帰りは商店街を抜けて、来宮神社方面へ。あっという間に到着。こんなに近かったっけ・・・
本殿にお参りの後、裏にある大楠にご挨拶。一周まわって1年寿命を延ばし、またホテルまで急坂を走ります。
朝風呂で汗を流して、10：30チェックアウト。アカオ ハーブ＆ローズガーデンに向かいます。
車で10分ぐらい、園内バスで山の上まで登れます。帰りは下り坂を花を見ながら歩いて。
大きな盆栽？その先に『コエダ ハウス』。この大きな盆栽？も凄いね。

設計は、建築家 隈研吾氏。美しい・・・

白い屋根が浮いてるみたい。
木材に鉄筋を通し、樹脂で固定して耐力を発揮する『拡張樹脂アンカー工法』。おかげで、建物内に釘が見えません。

テラス席で、熱海タルトフロマージュとローズジュースとコーヒー。

水平線一望の海とサクラと菜の花、最高の眺め。癒されました。