畑の真ん中にあったムクゲを、角まで動かす、
自分を支えるために、がっちりとごぼうのような立派な根が出ている、
まるで若もののようです、
また少し前に植えたビーツの芽が出始める、うっかりしていて、
ビーツは根がながーくのびることを忘れていた、
昔の祖母のまねをしてみる(苗は筒状態で買っていました、)
祖母の作っていたのは砂糖をとるビートでしたが、ビーツと同じ種類です、
秋になるとトラックがきてビート工場へもちこむ量で、
売ったお金で次の年の肥料を買い回転させて毎年作る、
村の中に手助けしてくださる方がいたので、おばあさんでもできました、
ビートは、祖母の1番好きな作物で、
どこががいいのか聞いたことがありました、そのとき、
(ムクムクと、大きくなるのを見ていると、
気持ちがよい、)と答えました、1人で田舎に住んでいて、毎日草取りしては、
大きくなるのをたのしみにしていたのでしよう。