南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

メタボリック踊らされ症候群

2006-11-04 00:45:36 | Weblog
最近メタボリック症候群という言葉が氾濫している。 
成人男性の2人に1人、女性では5人に1人がその予備軍と発表される。 
テレビでも雑誌でもあらゆる場所でメタボリック、メタボリックと叫ばれ続け、いやおうなしにその言葉が耳に入ってくる。 
今までそこまで気にしていなかったコレステロールや血圧、血糖値が妙に気になり出し「俺も少しは注意しなきゃな」で止まっておけばいいものを安易にクスリに手を出してしまう方々がやっぱりいらっしゃるのだ。 
こうなれば仕掛け人の思う壺である。 
この異常なまでの「メタボリック」普及行為を見ていたら、感のいい人間は意外と気づいている。 
世の中、煽る様にさーやれ、さーやれ状態の時はあんまり鵜呑みにはしない方がいいということだ。 
国が定める基準値を超えたらさあ大変だとばかりに騒ぐ人がいるが、基準値内の人の方が長生きしているかといえばそうとも言えないし、基準値そのものがどうかということだ。 
長生き出来ない人はクスリに早々と手を出してしまった真面目な方かもしれない。 
このメタボリック踊らされ症候群が全国津々浦々に行き届くことによって笑う人間がちゃんといることに気づいて欲しい。 
そのため仕掛け人たちはみのもんたや堺正明などを使いあの手この手を打っているのである。 
メタボリック症候群を意識して食事に気を使ったり、適度な運動を心がけたりするのはもちろん良いことだけど、間違ってもメタボリック踊らされ症候群にはならないようにしたいものである。 
クスリの裏にはフクサヨウという恐怖の蝙蝠マークが付いていることをお忘れなく。 
長崎のカステラも蝙蝠マークで有名であるが、こちらはフクサヨウではなくフクサヤですので安心して食べられます。