おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「家電もアイデアで勝つ」
・経営で大事なのは1点に集中しないこと。GEの元最高経営責任者ジャック・ウェルチ氏の「選択と集中」を日本企業は履き違えた気がします。
・家電メーカーは経営資源を集中させた薄型テレビの販売急減でダメになった。世の中、何が起こるか分からないし、シェアが3位でも5位でも顧客はいるわけで、安易に切り捨ててはならない。アイリスはビルド・アンド・スクラップです。
(引用:2013/03/04 日経MJより)
とのことです。
アイリスオーヤマの大山社長の言葉です。
オイルショックの時に大変な思いをして、大きなパラダイムシフトが起きると業界全部がダメになる、需要創造しなければ生き残れないと通関したとのこと。
アイリスオーヤマといえば、家電メーカーというか日用品メーカーというか、何屋さんかというとよくわからないイメージを持っていたのですが、アイデア豊かな商品でヒットを飛ばしている企業ですよね。
選択と集中は、有限な経営資源を有効に使うには必要ですし、不採算事業からの撤退や、成長市場への戦略的投資などを検討する際に必要な考え方ですが、ある製品や、ある市場に「1点依存」してしまうことの危険性もはらんでいるということなのでしょう。
1点に依存するのではなく、資源を集中すべきものを決める。そしてビルドアンドスクラップとは、次の経営の柱になるものをつくってから、衰退に入った製品や事業をスクラップするということでしょうね。
戦略を考えさせられる記事でした。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
JHTC認定 HACCPコーディネーター
藤田雅三