昔から銀行や郵便局での金庫破りはよく起こっていたものだが、北海道の沿岸バス会社では何と先日に運賃箱破りが発生。
両替用の小銭約8万円分が盗まれたそうな。
被害は留萌営業所の車庫で発生。4台の料金箱が工具のようなもので壊されていたとか。
名古屋市営バスや名鉄バス、三重交通、豊鉄バス等は終車後はきちんと小銭を抜いているのかしら??
以前は名古屋市交通局某車庫で当時の運転士が運賃箱から窃盗を働き、逮捕された事件もありましたが。
ちょいとばつかり気がかりだが。うん。
北海道警はかなり悪質な犯罪行為として捜査しています。
沿岸バスと言えば、名古屋市営バスの中古車両を購入したことがありましたね。
>名古屋市営バスや名鉄バス、三重交通、豊鉄バス等は終車後はきちんと小銭を抜いているのかしら??
より鮮明な画像のある下記ニュースを見てみました。
【独自】バスの運賃箱が破壊され、両替用の小銭約8万円盗まれる バス会社営業所に停めている十数台のうち4台が被害 北海道留萌市 HBCニュース
https://www.hbc.co.jp/news/09d5a126f7570c1c49621b6fdbad9c9f.html
これを見ると、売上金を貯めておく脱着式の金庫は当然外されておりますが、破壊されたのはそこではなく本体中央部でした。その場所は社員によれば、
「工具か何かを使わないと、手では絶対に開けられない」
ということで、釣銭については終車後も抜き取っていなかったと考えられます。
被害にあった沿岸バスはもちろん、名古屋市交通局、名鉄バス、三重交通、豊鉄バスもこのようなことに関しては防犯のためもあって、一切公表しておりません。
まるはち交通でも、今年度から本格導入した小田原機器の料金箱の紹介でも、
バス料金箱 まるはち交通
http://www.maruhachi-kotsu.com/buscar/106one-man.html#31
「※金品取扱機器のため,これ以上の詳細情報・画像の掲載は,当機種の廃止後まで控えます.」
とありますので、上記各事業者の釣銭などの取扱いについては銀河さんの疑問は永遠に解決しないと思います。
>沿岸バスと言えば、名古屋市営バスの中古車両を購入したことがありましたね。
まるはち交通にその車両の情報があります。
名士バス → 沿岸バス まるはち交通
http://www.maruhachi-kotsu.com/buscar/901engan.html
これによると、沿岸バス移籍後の所属は今回の事件があったのと同じ留萌営業所とのことです。
そう言えば、鉄道でも現金輸送客車のマニ30は運行ダイヤや車両の内部構造も一切、極秘だそうですよ。はっきりしているのは今はJR貨物の車籍になり、所有は恐らく日銀か。私自身は昔、国鉄名古屋駅ホームにてEH10牽引の貨物列車にマニ30が混結されていたのを見た覚えがあります。
聞いた話によれば、マニ30は夜行寝台急行“銀河”の電気機関車の次位に連結されたこともあったとか。
さらに昔には同じくEH10牽引の貨物列車に古いマニ36かマニ60らしき荷物客車が混結されていたのを見た覚えも。確か1967年頃だったかな。今にして思えば現金輸送中だったのかもしれませんね。
まあ、物が物だけに、実際に見ても見なかったことにするのが無難だろうね。
ともあれ、この窃盗事件がきっかけとなり、路線バスのキャッシュレス化が一段と進みそう。実際、関東ではキャッシュレス乗車のみの路線バスも出たそうだし、名古屋地区も追随は必至だろう。
>まあ、今回の犯人は沿岸バスの業務に内通した者の仕業ではなかろうか?... への返信
国鉄マニ30形客車 ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84%E3%83%9E%E3%83%8B30%E5%BD%A2%E5%AE%A2%E8%BB%8A
「概要」より「国鉄に車籍を置くが所有者は日本銀行で、権利関係は他の私有車両と同様である[注 1]。(※中略)翌1987年4月の国鉄分割民営化では6両全車の車籍を日本貨物鉄道(JR貨物)が継承した。JR移行後も引き続き高速貨物列車に併結されて使用されたが、2003年の日銀券鉄道輸送終了に伴い用途がなくなり、2004年までに在籍6両全てが除籍された。」
「保存車
マニ30 2012 - 小樽市総合博物館(鉄道・科学・歴史館)」
全車廃車後のマニ30は、小樽市総合博物館で一般公開されていて、内部に立ち入ることもできます。今日では国鉄時代のような「タブー」はあらず、写真や資料などが鉄道雑誌に掲載されているし、個人サイトやブログなどでも取り上げられています。
Kano鉄道局 客車館 マニ30
https://www.kanorail.com/PC/Mani30.htm
ピクシブ百科事典 マニ30
https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%9E%E3%83%8B30
現金輸送車物語-タブーとなったマニ34・30形- (RM LIBRARY208)
https://www.amazon.co.jp/%E7%8F%BE%E9%87%91%E8%BC%B8%E9%80%81%E8%BB%8A%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%9E%E3%83%8B34%E3%83%BB30%E5%BD%A2-RM-LIBRARY208-%E5%92%8C%E7%94%B0-%E6%B4%8B/dp/4777054020/ref=sr_1_1?dib=eyJ2IjoiMSJ9.SJPFEwH1A-NlWhnSIUZ3BA.646px2loePlBQSPDhKj_ajUERUFc3nX_osH_O5cCL_Y&dib_tag=se&keywords=9784777054022&qid=1739753587&sr=8-1
今となっては絶版となっていますので新刊での購入はできませんが、いつか「RM Re-Library」シリーズで「復刊」する可能性はあるかもしれません。もしその時があったならば、その時に一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
ネコ・パブリッシング RM Re-Libray
https://www.neko.co.jp/tax_magazine/rm-re-library
なお、マニ34時代から、国鉄技師星晃氏らが撮影した現役時代の写真が、鉄道ピクトリアルや鉄道模型趣味などに掲載されています。
星晃 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E6%99%83
鉄道ピクトリアル 既刊目次 2024年 より
2024年3月号別冊
国鉄形車両の記録 オハ35系客車
http://www.tetsupic.com/contents/index2024.html
こちらも早々に完売となりバックナンバーの購入は不可ですが、マニ34→初代マニ30もしっかりと写真付きで詳しく載っていました。
鉄道車輌ディテールファイル 愛蔵版004 マニ50と仲間たち
https://www.neko.co.jp/magazine/%E9%89%84%E9%81%93%E8%BB%8A%E8%BC%8C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%80%80%E6%84%9B%E8%94%B5%E7%89%88004-%E3%83%9E%E3%83%8B50%E3%81%A8%E4%BB%B2
あまり分厚くない本ですが、こちらには二代目マニ30(※現在の小樽市総合博物館で保存展示されているやつ)についての写真や記述があります。
こちらは現在三省堂書店名古屋本線に若干数の在庫があります。よろしければご覧ください。