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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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太陽光発電と燃料電池・・・東京~函館~北斗市

2006年03月29日 21時34分03秒 | Weblog
写真は昨日訪問した倉敷市内の「ひだかや」さんで、燃料電池の実験装置を見学しているところです。向かって右側がNPO法人 岡山自然エネルギー環境協会 理事長の兼安靖さんです。左側が「ひだかや」さんの谷口明義社長さんです。

ひだかやさんはファース加盟工務店でもありますが、太陽光発電装置の普及推進事業にも熱心に取り組まれております。
ファース本部と同じように、自然環境の壊滅的な状況に危機感を覚え、NOP法人の設立など行いながら、兼安理事長と協力して啓蒙活動を行っております。

今日は、ひだかやさんで勉強、見学させて戴いた燃料電池について記述します。
燃料電池は水素と酸素を融合させて発電します。
逆に言えば発電した電気で水素を取り出す事も可能となります。
ひだかやさんが装備している写真の装置は、光発電で水素を取り出し、その水素と空気中の酸素を融合させて発電し、模型ヘリコプターの回転翼を稼動させている様子です。

光発電は、半導体に液晶をコーティングしておきますと、受光で液晶が正孔(+)と電子(-)に分離して電気が発生し、その半導体パネルから直接、電力を取り出す事が出来ます。
その電気を活用して水から水素を取り出し、酸素融合させ、その水素と空気中の酸素を融合させ、電気を起こす実験装置を見る事が出来ました。

実験装置は本当に簡単な装置ですが、詳細なメカニズムを理解するために、かなり複雑な知識を必要と致します。
このような理論で将来的には、太陽光発電で水素を作り出し、自動車や家庭用電力として普及する事も夢ではなさそうです。

ひだかや株式会社は、谷口社長さんはじめスタッフの方々が次世代エネルギーの運用方法と家の性能のフィットを目指して頑張っておられる会社です。
その勉強熱心さに感銘です。
全国は様々な視野で取り組んでおられる工務店さんがおります。

今日は桜満開の東京から吹雪の北海道に戻りました。
この時間、窓の外は大粒の湿った雪が降り続いております。
日本列島は南北に長いのですね。
真冬に逆戻り・・・寒い寒い・・・今夜は早く帰ろう・・・
ファースの家

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