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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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家づくりの選択決断で…北斗市~函館~東京~福岡

2006年10月16日 20時16分38秒 | Weblog
「多くの住宅展示場を回り、ハウスメーカーから見積もりをして貰い、多くの住宅雑誌に目を通しても、どこの工務店かハウスメーカーにするかを迷っているので、発注先の選定ポイントを教えて戴きたい」3年前の住宅無料相談に来たメールです。
私は「売り手側の言い分だけでなく、その売り手側が建てた家のユーザーさんから話を聞く事です」と回答をしました。
1年後にまた同じ人から質問があり、数社のハウスメーカーにお願いして、そのハウスメーカーの新築したユーザーさんを其々、2軒ずつ訪問して話を聞きました。しかし、その全てが「とても満足してしている」と言う感想だったそうです。
私は「建築3年以上経ったユーザーさんに話を聞いてください」と言う回答をしました。

多くの家を供給するハウスメーカーにはたくさんのOB客が存在します。特に新築間もないユーザーさんは、狭いアパート、寒い旧宅、湿気の多いマンション、社宅などから新築住宅に引っ越して来たのですから、多くの方々が満足感を持っております。ハウスメーカーはこのような新築間もないユーザーで、喜びを上手に話せるOB客さんの家を紹介する事になるのは当然の成り行きです。しかし、新築間もない時期から2年後、3年後、5年後と年月が経つ事でそのユーザーさんの評価がどのように変わるかをサーチすべきなのです。

新築時は待望を果たした満足感に浸り、気持ちが高揚している方々が多いのです。
住み始めて半年、1年、2年、廊下が寒い、家事室にカビ、暖房費用が高い…暑くて眠れない、冷房を付けたら肌がキリキリする、冷房費が高い…
ハウスメーカーに改善を促すのですが、日本住宅の温熱環境基準を遵守してもこのような状態なのですから、対応しかねるのは当然でしょう。この時点で本当の評価が出てきます。

先週末にその方からメールがありました。
私からは一度もファースにしなさいなどと言うコメントはしませんでしたが…
「半信半疑での決断でしたが、ファースの家を建築し、昨年春から住んで一年半が経過しました。真冬の暖かさと光熱費の安さ、真夏の快適冷房と冷房費の安さ、そして長年にわたり苦しんで来た長男のアトピー性皮膚炎が完治しました。計画中、大手ハウスメーカーに決めいていた夫は、小さな工務店で行なう事に猛反対でした。その夫を押し切っての決断でしたが、その夫が昨日の私の誕生日プレゼントに(お前の家づくりの執念に感謝している。本物の家をありがとう!)と言うメッセージがついていました。嬉しくて嬉しくて、涙がとどめなく流れています」このメールを見て私の目にも涙が…

そのユーザーさんの選択決断にも敬意を表します。これからも、そのファースの家の信頼感を、施工した工務店とともに、いつまでも維持し続けて参ります。

写真は娘の息子、つまり私の孫、高本穣太郎で先週土曜日に札幌出張の際に撮りました。
孫の可愛さは孫を持つものだけが…
私には三人の孫がおりますが三人とも可愛いものです。
可愛い孫達がいつまでも健やかに育つ住居環境をつくり続けて行かなければなりません。
今日は気温6度の北海道から、いまだに残暑の気配を感ずる九州、福岡に移動です。
ファースの家
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