今日やっと梅の土用干しをした。
暑くならないうちにと思って、早朝まだ陽が当らないうちに、梅を並べたのだけれど、午前中は曇りがちだったので、ちゃんと干せるか心配だった。
お昼のニュースで、近畿地方の梅雨明けを報じていた。
どんぴしゃの日に、土用干しを始めたと思うと、ちょっと嬉しい(私単純ね)
気象庁が記録を取り出した昭和22年以来、最も遅い梅雨明けだそうである。
8月7日が立秋だから、今年の盛夏はたったの4日間と言うことになる。
これから暑い夏になるのだろうか?
衆議院議員に立候補した人たちにとっては、暑い夏に選挙運動で大変なことだろう。
しかしながら、総選挙の公示は8月18日と聞いているのに、世の中はもう選挙戦一色になっている。
此れは選挙違反と言うことにはならないのだろうか?
日本の司法は最近どうなっているのだろうと思うことが余りに多すぎる。
先日テレビのドキュメンタリーで放送していたものに、
痴漢に間違われた(と本人が主張している)ので、弁護士から「罪を認めて謝ったら50万円で何とかなるらしい。」と言われたのだけれど、
「やってないものをやったと言って謝るわけにはいかない。」と言ってあく迄も裁判で、無罪を勝ち取ろうと裁判に訴えたところ、
最高裁で有罪が確定して、2年6ヶ月の懲役となってしまった。
裁判には合計1000万円かかったそうである。
その上大手電機メーカーの部長の職も手放さざるを得なくなったそうである。
判決の理由は、「あく迄罪を認めず、反省の色が認められない。」と言うもので、
「お上に楯突く不届き者」と言う意味の制裁措置としての2年6ヶ月らしい。
此れでは本当にやっていない人は、どうしたらよいと言うのだろうか?
現在の日本では、
「お上がやったと決めたら、そちはやったのである。まだ楯突くか!不届き者めが!」と言う判決が下されるもののようである。
お父さんが収監される日、お父さんを信じている二人の娘さん達の、
悲痛な叫びの中、その人は収監される為に、役所に向かわれたのだった。
幾ら罪を認めないのが気に入らないからと言って、痴漢の疑いくらいで2年6ヶ月もの判決を下しながら、
一方では、ひき逃げ殺人犯、しかもお酒を飲んでいたから逃げたと本人が供述しているにもかかわらず、飲酒については事故から2ヶ月経過しているから証拠を取れないとして、無視することにして、
ひき逃げ殺人と言うことでの判決が、
冤罪かもしれない痴漢の罪と同じの、
懲役2年6ヶ月で、しかもひき逃げ殺人犯の方には、執行猶予まで付いているのである。
http://blog.goo.ne.jp/fenetre39/e/6115f72cca38c59e5451f13843db566d
日本の司法制度は、今どうなっているのだろう?
そんな今日裁判員制度の下での、初めての裁判が行われる。
取り扱う事件は、予定通り殺人事件だそうである。
わざわざ法律を変え、相当の国費を投じて、
素人にそんな凶悪事件を判断させて、何のメリットが有ると言うのだろうか?
民事事件ならまだしも・・・・・
しかもこの法律成立に尽力したと言うことで、その功労者は最高裁判所長官に抜擢されたそうである。(
竹崎博充氏)