一部で基準上回る揺れ=浜岡原発5号機-中電
駿河湾を震源とする11日の地震で、浜岡原発(静岡県御前崎市)5号機の原子炉建屋1階で観測された数値が、耐震設計で想定した揺れを上回ったことが21日、分かった。中部電力は「安全性に問題はないが、より詳細な評価をしていく」としている。
同社によると、敷地内の地盤や建物、耐震設計上重要な原子炉建屋などについて、地震観測記録と設計上の想定値を比較した結果、3、4号機はすべての設備で想定値を下回ったが、5号機は、原子炉建屋1階で488ガルを記録、想定値(484ガル)を上回った。ほかの場所は問題なかったという。(2009/08/22-01:48)
原子力発電所の耐震基準は、震度でどのくらいを想定して作られているのだろう?
まさか今回の駿河湾地震の震度6弱を、最高の震度と想定していたと言うことは無いと、期待するけれど・・・・・
少なくとも震度7強を想定していなかったら、地震国日本において万全の地震対策をしていることにはならないのではないだろうか?、どんな地震が来ても大丈夫なように、設計されていると常々政府は保障しているのだから。
ところが今回の震度6弱の地震でも、浜岡原発5号機は、僅かにしても想定値を上回る揺れを観測していたと言うことである。
もし次に、長年恐れられている、関東大震災のような地震がこの地方を襲ったらどうなるのだろうか?
それでも浜岡原発は、5号機も復活させようと、まだ模索しているそうだけれど・・・・・
麻生総理は国の安全について、本気で考えられた事があるのだろうか?
北朝鮮しか、国の安全を脅かす者が無いかの如き仰りようであるが・・・・・