春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

絵空事

2009年08月11日 15時45分10秒 | 思想信条
又素人のトンでもな疑問なのかも知れませんが・・・・・

経済界はアメリカの需要が落ち込んだ事によって、世界的な不況からの脱却が出来ないでいると言う事をしばしば耳にします。
しかしアメリカは、対価としてどんな物を世界に提供していたでしょう?
対価としてアメリカが売っていたものに、金融商品がありましたが、
でも金融商品は食べる事も着る事もできる物ではありません。
それを価値のある物と思い違いさせられていただけだったという事が明らかになったのが。今回の金融危機なのではないでしょうか?

アメリカが存在感を示せる後ろ盾は、自国が印刷していたドル紙幣でした。
それが今、アメリカの信用が落ちた為、アメリカの国債を買ってくれる国が無くなり、
ドルの印刷が思うように出来ないから、アメリカは苦境にあるということですね

素人の単純思考ですが、もし物々交換であったなら、アメリカは何も対価を払わないで、物品を使いきれない位手に入れ、湯水の如く消費していたのに、
それが全世界の経済を牽引していたなんて、どうも間尺に合わない気がします。

貧しい国々では非常に安い賃金で働かされている為に、
欲しい物も、おいそれとは買うことが出来ない生活をしているから、
アメリカの失速により物が売れなくなって、
世界中が不景気になり、工場閉鎖の憂き目を見させられているなんて、
こんな馬鹿らしい事はないような気がします。

貧しい国々で相応の賃金を支払うようにすれば、
当分製品を買う者も途絶える心配は無いから、
既に有り余る物品におぼれそうな位、物のあふれたアメリカの消費に頼る様な、不合理な事にならなくて済むのではないかと思うのです。
世界の人々に必要な物を、必要なだけ行き渡らせるということに徹する、経済活動に改める事が出来たら、世界中の人口を考えたら、物が行き渡ったから、需要が無くなると言う事態にはならず、何時迄も適当な需要が続くのではないでしょうか。
世界の人口は今の先進国の人口の何倍有る事でしょう!

総ての人が必要な物を手に入れることが出来る世界にするために、
今の略奪経済を改めて、
それぞれの国民の賃金を、必要な物を買うことが出来るくらいの賃金に、上げたら解決する事だと思います。

世界各国で国民が必要なものを買う事が出来るようになったら、
アメリカにばかり消費させて、
他の国々は過重労働にあえぎながら、
欲しい物も買えないというような矛盾も解決できるし、
企業にとっても商品が売れなくて、
工場閉鎖を余儀なくされると言う事を防ぐ事が出来るし、
従業員も馘にならずに済むし、
良い事ずくめになるかと思うのですが・・・・・

どうして人類は貧しい国を何時までも貧しい状態のままにして、
その国民の労働力とか、資源とかを異常に安く設定し、
それを是正しようとする人々を、武力に訴えても押さえ込んで、
いわば略奪を続けているのでしょう?
この押さえ込みの為の戦争で、尊い人命だけでなくどれだけの物的資源が無駄に壊されてしまった事でしょう。
そして戦争の為の兵器を作らないで、人間の必要とする物を作っていたならば、
もっともっと有用な製品がたくさん作れて、
全世界の人々を潤す事ができたかもしれませんのに。
かっての一億総中流と言われた日本のように、世界を変える事ができたら、
現在の経済危機も、解決出来るのではないかという気がするのですが・・・・・

でも此れは、やっぱり絵空事に過ぎませんね。