ジョン・ルース新駐日米大使が日本到着 日米関係をさらに強化する意欲示す
アメリカの新しい駐日大使、ジョン・ルース氏が日本に到着し、「日米がともに協力すれば、達成不可能なことはない」と述べて、日米関係をさらに強化する意欲を示した。
ルース氏は19日午後、家族とともに成田空港に到着し、声明を読み上げた。
ルース氏は「多くの人々とかかわり、学び、日米共通の目的と利益を推進したい」、「(日米が)ともに協力すれば、達成不可能なことはない」と述べ、2010年で50周年を迎える日米同盟をさらに強化・拡大していく考えを強調した。
弁護士のルース氏は、外交経験のない一方、オバマ大統領との個人的な太いパイプがあるとされ、その手腕が注目される。
(08/20 06:12)
8月6日付けの天木直人さんのメルマガに紹介されていた日経新聞の、ルース新駐日大使の事についての記述に、次のような一節があった。
企業経営者として耳を傾けることの重要さを学んだ(同教授)ルース氏の謙虚に他者の意見を聞く姿勢は、
オバマ大統領との共通点でもある、と日経新聞は書いている。
人の意見を聞かなかったブッシュ大統領と、そのブッシュ大統領の命令を忠実に伝えるだけのシーファー前駐日大使
とは大きな違いである。
又オバマ大統領は日本には日本の歴史が有るのだから、アフガニスタンへの自衛隊は兵派兵を望んではいないと、言明されたと聞く。
アメリカの希望は財政援助であるのだろうけれど、それもアメリカの言いなりに払わない工夫も出来るのではないだろうか?
新政権が出来るのを期に、聞く耳を持っておられる駐日大使を迎えることが出来たのだから、日本の立場をよく理解してもらって、
日本だけが無理を飲むのではない、米国との新しい関係を再構築する良い機会になればと願われる。