総選挙が公示されて4日が過ぎました。
選挙のポスターも揃って貼られ、町はいよいよ選挙と言う感じになった部分もあるけれど、
私の町のような片田舎では選挙カーの声が、公示前よりも返って減って、静かになっているように思えます。
公示前には自民党の立候補予定者が、しばしば宣伝カーでやって来て、
「古い政治では駄目なんです。私達若手が政治を変えます・・・・・」と言うようなことをしきりに言っていました。
自民党に籍を置いたままで、「古い政治では駄目」だなんて、
「この人どうして自民党を離党しないんだろう?」と夫と笑っていたものでしたが・・・・・
自民党が駄目な事を知りながら、党を離れる勇気もない、立候補を止める決心も出来ない、ジレンマに苦しみながら立候補している、ほぼ落選と言われている候補者達には、つらい夏になっていることでしょう。
でも、選挙戦が始まったら暑くなるのかと心配していましたが、朝夕は寒いくらいで、日中も酷暑というほどではないので、暑さによる落伍者の心配はなさそうです。
その代わり新型インフルエンザが、徐々に増えているようで、NHKニュースは毎日のように取り上げていました。
新型インフルエンザは弱毒性だと言うことなのだから、暖かいうちにかかっていたほうが、寒くなって罹るよりましだろうし、一度罹れば副作用の心配のあるワクチンなど摂取せずに済むから、新型だからと言ってインフルエンザくらいでそんなにまで神経質になることも無かろうにと、ニュースを見ながら、つい皮肉な事を思ってしまうのでした。
「インフルエンザワクチンへの要望が、強くなるように煽っているのかな?」と。
ギリシャでも、ワクチン摂取をを義務化しているそうですね。
現在のマスコミは、必ずしも国民に必要な事を、伝えているとは思えないので、
何によらず繰り返し報道しているのを見ると、何か裏が有るのかなと思ってしまうのです。
オバマ大統領が、アメリカで人気が下がっているそうですが、
人気が下がっていると言うことは、資本家の為ではなくて、庶民の利益の為に努力している証拠なのかなという気がしてきます。
アメリカでは健康保険の無い人は医療を受ける事ができない位に、医療費が高額だと言うのに、戦後一貫して圧力団体は公的健康保険の創設を阻み続けたそうですが、それをオバマ大統領は創ろうとしていると聞きます。
今民主党の人気が、いやがうえにも上がっていますが、国民の期待に答える政治をやってくれるのでしょうか?
日経新聞などは、見出しもズバリ「民主党は豹変を」と掲げ8月18日の「大機小機」と言うコラムに、民主党は選挙に勝ったら、国民新党とか社民党の言うことなど聞かないで、此れまでの自民党のような政治を続けよと言うような意味の事を書いているらしいですね。
それにしても、日本の全国紙には選挙中の政治家に、当選したら国民との約束など反故にしてしまえ、「豹変」せよと具申する新聞が有るとは!
世も末ですね。
こんな新聞はもし民主党がマニフェストに沿った政策を進めていたら、口を極めてこき下ろすのだろうなと思われます。
毎日静かに日が過ぎていますが、着々と歴史は動こうとしているのでしょうね。
世界的な意味でも・・・・・